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2017年11月01日

2017年極東大学オリジナルカレンダー 11月は?

<11月>血の上の救世主教会(サンクトペテルブルク)

 サンクトペテルブルクのメインストリート、ネフスキー大通りからグリボエードフ運河沿いに見えてくるこの教会は、ロマノフ王朝の皇帝アレクサンドル2世が1881年に暗殺された場所に建てられたため、このような恐ろしい名前で呼ばれています。しかしペテルブルクを象徴する、一度見たら忘れられない印象的な建築物です。
 訪れた日は朝から暴風雨で重い雲が立ち込め、暗い一日でした。それでも教会の中に入ると、天井の高い聖堂内は窓から漏れる薄日により、ラピスラズリや金色のモザイクで描かれたイコンが美しく輝いていました。晴れた日ならなお一層、鮮やかに輝くのだろうと想像します。
 

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2017年10月02日

2017年極東大学オリジナルカレンダー 10月は?

<10月>ニコライ2世凱旋門(ウラジオストク)

 ウラジオストクのカラベーリナヤ海岸通りとスヴェトランスカヤ通りを結ぶ公園内に、この凱旋門はあります。
 ロマノフ朝、最後の皇帝であるニコライ2世がウラジオストクを訪問したことを記念して建てられたました。
 キラキラとした豪華な装飾は、他の建造物違って少し新しく見えます。それもそのはず、もともと建設された凱旋門はロシア革命後に破壊され、2003年に復元されたからです。
 中心部から少し離れた位置にあること、また公園内にあるということで、ゆっくり見ることができます。
 この写真を撮った時期は紅葉が美しかったですが、新緑の季節に散歩がてら訪れるのも気持ちがいいことでしょう。
 

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2017年09月04日

2017年極東大学オリジナルカレンダー 9月は?

 ウラジオストク市内の噴水通り(アドミララ・フォキナ通り)をまっすぐ抜けると、スポーツ湾に出ます。
 地元のロシア人にとっては、夏にここで海水浴をしたり、釣りをしたり、近くの遊園地で子どもが遊ぶなど楽しい場所となっています。
 また季節関係なく、ここは夕日の絶景スポットです。そのため、ウラジオストクに住んだことのある人にとっては有名なデートスポットでもあります。オレンジ色に染まる海岸をゆっくりと散歩。限られた時間しか見ることのできない自然の美しさを皆、堪能するのです。
 写真を撮影したこの日も、落ち着いた雰囲気の中、老夫婦が手をつなぎ海岸沿いを歩いていきました。
 ここはウラジオストクの人にとって、憩いの場なのです。

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2017年08月01日

2017年極東大学オリジナルカレンダー 8月は?

<8月>ペテルゴーフ(サンクトペテルブルク)

 ピョートル大帝の夏の宮殿「ペテルゴーフ」の見どころは、何と言っても150以上もある噴水です。その中でもひときわ目を引くのが、大宮殿前のБольшой Каскад=大滝です。
 ペテルゴーフにある噴水は、すべて動力を使わず自然の高低差だけを利用して噴き出し、フィンランド湾に注いでいます。
 抜けるような青空と大宮殿を背景に勢いよく噴き出す水、黄金に輝く銅像。夏のシーズンにしか見られない迫力ある光景です。あまりにきれいで、カレンダーでも作ろうかと思うきっかけとなった1枚です。
 

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2017年07月03日

2017年極東大学オリジナルカレンダー 7月は?

<7月>ウラジオストク駅

 街のほぼ中心に位置する「ウラジオストク駅」はシベリア鉄道の東の起点です。ホームの中央には「モスクワより9288Km」と刻まれた石造りの標識が立っています。ユーラシア大陸を横断する鉄道の旅、夢がありますよね。
 また朝の時間は、出勤、通学と重なるため多くのバスが行き交います。
 駅舎は20年ほど前の改装工事で色が緑色からクリーム色に変わりましたが、1893年に開業した当時の様子を残したまま使用されています。駅舎は、手荷物検査を受ければ入場することができますので、シベリア鉄道に乗る予定が無くても、雰囲気だけを楽しめます。ぜひ立ち寄ってみてください。
 

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2017年06月01日

2017年極東大学オリジナルカレンダー 6月は?

<6月>クレムリン内の福音大聖堂(ブラゴヴェシチェンスキー聖堂/モスクワ)

 ロシアの政治の中心地、クレムリンはロシア正教の中心でもあります。クレムリン内の聖堂広場には4つの聖堂や教会が集まっています。
 その一つ、ブラゴヴェシチェンスキー聖堂は黄金に輝くいくつもの丸屋根が青空にそびえ、ひときわ瀟洒な雰囲気を醸しています。
 皇帝自身の礼拝のために使われた教会で、内部を埋め尽くすフレスコ画やロシアで最も素晴らしい一つと言われるイコノスタス(聖障)は必見です。
 クレムリンに入ったら、これらの聖堂内部にも入ることができますので、ぜひ素通りせずに訪れてみてください。
 

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2017年05月01日

2017年極東大学オリジナルカレンダー 5月は?

<5月>ワシリー寺院(モスクワ)

 別名ポクロフスキー聖堂、ロシアで最も有名な教会と言っても過言ではないでしょう。赤の広場の南東に位置し、極彩色に彩られた、合せて9つのねぎ坊主(クーポル)を頂く教会です。この純ロシア風の教会は1560年、イワン雷帝により建築されました。

 実際に中に入ってみると、クーポルの尖塔一つひとつが教会になっており、薄暗い迷路のような作りです。階段を上りつつ角を曲がるとそこここにイコノスタス(聖障=左上の写真)が現れます。それが一つの大聖堂となり、この独特の景観を作り上げています。
 

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2017年04月03日

2017年極東大学オリジナルカレンダー 4月

<4月>聖イーゴリ公聖堂(ウラジオストク)

 ウラジオストク、ポグラニチナヤ通りとバタレイナヤ通りが交差するところに、この小さな教会はあります。

 初めてロシアを訪れた2016年のある日。滞在して数日が経ち、街の様子にも慣れた私は、朝と夕方に散歩することが日課になっていました。この日の朝は「まだ通ってない道を歩こう」をテーマに地図をポケットに忍ばせて、雲一つない晴天のもと、気ままに歩きました。こんな天気は函館だってあるはずなのに、見たことのない街並みと合せて気分が上がります。美しい建造物に心が躍り、看板の読めない文字もなんだか格好良く感じます。
 浮かれ気分で歩いていると、青空の中にキラッと光る建物が見えました。地図を見ると「教会」と記されているだけで名前が分かりません。近づいてみると教会は屋根がキラキラしているけれど建物自体はとてもコンパクトで、シンプルで…。いわゆるロシア風の荘厳な建物とはちょっと違うように見えました。そう思わせたのは、コンパクトさだけでなく教会の前にある花壇の手入れが行き届いていたこともポイントだと思います。
 私はなんだかこの小さな教会が途端に好きになり、目が離せなくなりました。観光スポットではない日常の一部分を垣間見たような気になり、持っていたカメラのシャッターを押したのです。

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2017年03月01日

2017年極東大学オリジナルカレンダー 3月は?

<3月>アレクサンドル・ネフスキー大修道院(サンクトペテルブルク)

 サンクトペテルブルクのメインストリート、ネフスキー大通りの東の終点、ネヴァ川のたもとにあるのがアレクサンドル・ネフスキー大修道院です。ロシアの聖人でもあるアレクサンドル・ネフスキー(ネヴァ川のアレクサンドル)公を祀るため、1710年ピョートル大帝によって創立されました。
 右下の写真、建物がつなぎ目から2色に分かれており、向かって右側の黄色い壁がトロイツキー聖堂、左の赤色の建物が修道院では最も古い建築のブラゴヴェシチェンスカヤ教会です。正教会を象徴する鐘が旅情を掻き立てます。

 前庭にはイコンや乳香などを売るキオスクがあり、人懐こい猫たちがのんびりと歩いています。多くの信者に敬われ守られている、そんな静謐な時が流れる修道院です。

 2017極東大学オリジナルカレンダーは「はこだてロシアまつり」でも販売し、大変好評でしたが、まだ若干在庫がございます。
 事務局にて1部500円で販売しているほか、遠方の方には郵送料込み600円で頒布します。ご要望にお応えして切手での支払いができるようになりましたので、ご希望の方は事務局までお問い合わせください。

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2017年02月07日

2017極東大学オリジナルカレンダー、ロシアまつりでも販売します!

<2月>中央広場(ウラジオストク)

 スヴェトランスカヤ通りとオケアン大通りが交わる市の中心部に位置する中央広場。ここは沿海地方行政府や鉄道駅にも近く、また休日には自由市場も立つ、市民が集う場所となっています。
 写真の像は、30メートルの巨像の右側にある像です。革命派の人民革命軍とパルチザンを象徴するこれら3つの像は、合わせて「革命戦士の像」と呼ばれています。
 この巨大モニュメントは、1961年に完成しますが、像の正面を置く方向を街側にするか、海側に向けるかを巡って論争が起きます。結果的には、革命戦士が向く方向は、海(金角湾)側が選ばれました。なぜこれほど「向き」にこだわったのでしょうか?

   

 ロシア革命は、1917年に首都ペトログラード(現サンクトペテルブルク)で勃発しますが、国内戦争や日本を始めとする連合軍によるシベリア干渉戦争といった反革命派との闘いが数年間に及びます。 写真の「革命戦士」は、反革命軍(白軍)を支援する日本のシベリア出兵軍がウラジオストクからの撤兵を完了し、これに代わって1922年10月25日に入城してきた、革命の最終段階の勝利者と言うべき人たちです。
 こうして西から始まった革命は、5年を経て東の端まで席巻し、同年末、ソ連邦が誕生します。なお、この間にロシアから避難・亡命した人たちは、約250万人に及びました。
 今年はロシア革命から100年。この1枚の写真が、ロシア革命を再考するきっかけになれば幸いです。

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2017年01月11日

2017年極東大学オリジナルカレンダー好評発売中!

 С Новым годом(新年おめでとうございます)!
 今年も「極東の窓」をよろしくお願いいたします。

 今回初めて作成した「2017年 極東大学オリジナルカレンダー」は、おかげさまで好評発売中です。購入方法についての詳細はホームページをご覧ください。

 ここでは毎月の写真について、解説を加えたいと思います。

<1月>エカテリーナ宮殿(サンクトペテルブルク)

 サンクトペテルブルク近郊、ツァールスコエ・セロー(皇帝の村)にあるエカテリーナ宮殿はピョートル大帝の妃、エカテリーナ1世のために建設されました。第二次世界大戦中にドイツ軍に破壊されるなど、一時は見るも無残な姿となりましたが、今では修復され、美しい姿を保っています。

 左の写真は宮殿の正面。宮殿外壁の長さは300mもあるので、写真はほんの一部です。
 右上は宮殿内の「砂糖の間」。テーブルの上の植物や果物のように見える飾りはすべて砂糖でできています。お客を喜ばせるための装飾だったようです。壁側に2基見えるのは、青い陶器で作られたペチカです。
 右下は、豪華な衣装を纏った女帝の姿。衣にはロシア帝国の紋章、「双頭の鷲」が刺しゅうされ、権力を誇っています。

 年明けにふさわしいきらびやかな1月の写真です。
 
 

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