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2008年01月31日

ペリメニづくりは癒しの効果?

こんにちは!卒業生の小寺光美です。
私の事、ご存知の方はいらっしゃいますか~?(笑)
特に1997年から1999年までの間に在籍されてた方、
是非コメントをよろしくお願いします♪

早いもので、卒業してからもう9年経ちました。
地元の函館から東京へ、主人と引っ越してきたのが7年前。
最初は新しい場所に、友人も知人も殆どいなかった私達。
でもお陰様で、今ではたくさんの友人に恵まれてます☆

さてさて、先日はそんな友人たちと、新年会がありました。

お料理のテーマは・・・「餃子とモツ鍋」(笑)
みんなで餃子とモツ鍋をワイワイ作りながら
楽しく飲もうじゃないか♪という企画でした。
(メニューがメタボ?ええ、承知の上ですともっ。)
餃子なら・・・じゃあ、うちはペリメニでも作る?
と、主人に提案。(彼も卒業生です。念の為。)

「いいんじゃないか?美味いし。」と、あっさり快諾。

そして当日。友人宅のパーティールームへ
向かう前に、せっせと皮を仕込む私。
そうそう。水にはローリエで香りをつけておくんだっけ♪



まぜまぜ、こねこね・・・。

こねるのが結構大変。でも、久しぶりで楽しい♪
おっと、中身も作って行かなくちゃ。
玉ねぎやニンニクはフードプロセッサーで簡単にみじん切り。
ひき肉に混ぜて、塩、胡椒、お砂糖。
(私はハチミツもちょっぴり入れました)
皮で中身を包むのは、パーティールームで
みんなでやる事になってるけど、
ちょっと練習しなきゃね。



うん。形はまあまあかな。
・・・でも、時間がかかるな。大丈夫かな。
まあ、皆でやれば何とかなるか♪
そして皮と中身を持って、いそいそと友人宅へ。

モツ鍋班は一生懸命仕込中。
私は空いているところで、ペリメニ作成開始!

「ロシア餃子ってあるの?へえ~。」と
珍しがって、友人たちもお手伝いしてくれました☆



↑(一番左が私の主人です)
よく働く男性陣、素敵です。

「この形、どうやるの?」
「皮の感触が気持ちいい~。癒されるう。」
「ちっちゃくて可愛い♪」
なんだか、みなさんペリメニの皮(の感触?)と形が
すっかりお気に入りのようです。



おお!皆さん、お上手じゃないですか!!
あっという間に皮も中身もなくなり、
私たちは、他の皆さんの餃子をお手伝い。
・・・そういえば、私達夫婦は

普通の餃子って、あまり作ったことが無かったです。
ペリメニは、在学中に何度か体験したのだけど・・・。
友人に教えてもらいながら、えっちら、おっちら
餃子の皮と格闘しました(笑)

そして、いよいよ、かんぱーい!!!!

まずは皆さんの焼き餃子から。



皮ぱりぱり、中身ふんわり。おいしいぃぃぃ~~~!!

そして、モツ鍋。



これも・・・美味っ。
このモツは、なんと飛騨牛のモツだとか。

そしてコンロが空いた頃、いよいよペリメニを茹でる作業です♪



どきどき・・・わくわく・・・。
うまく出来るかなあ~~~~?
あ、何分茹でるんだっけ?
いいや、野生のカンで!



味付け二種類。

スープペリメニと、バターを絡めたペリメニ♪
人気投票は・・・同じくらいでした☆



わーい!ペリメニができちゃった!!
・・・でも、私、すっぴんだ・・・(恥)



↑ペリメニできて喜びのポーズ♪

いやはや。皆さんにも喜んで頂けて、よかった、よかった。

それにしても・・・ペリメニの皮って
こんなに癒しの効果があるとは(笑)

「今度、おうちに作りに行っていい~?」という
オファーまで頂いてしまいました。

いつでも、是非、喜んで☆

なんだか、学生時代を思い出す新年会でした。
またいつか、みんなで作ろうっと!

函館校卒業生 小 寺 光 美

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日本にいながらロシアの大学へ!ロシア極東連邦総合大学函館校
ネイティブのロシア人教授陣より生きたロシア語と
ロシアの文化,歴史,経済,政治などを学ぶ、日本で唯一のロシアの大学の分校です。

2008年01月23日

ウラジオストク新聞が注目する洞爺湖サミット

 今年7月に開催される北海道洞爺湖サミットの準備に追われる洞爺湖町や北海道庁などをウラジオストク新聞が取材しました。その様子が2回に渡り特集記事として掲載され、注目の高さを窺わせています。

 ウラジオストクは、2012年に開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会合が開催される予定で、それに向けて空港や道路整備など大規模な開発が予想されます。同じく大きな国際会議が開催される2つの地域ですが、環境をテーマに、自然と人間の調和を目指した洞爺湖サミットとの違いは大いにあるようです。
 「ハーモニーを崩さないことが重要だ」と題された記事は、こちらからご覧ください。

2007年12月7日号≫
2007年12月14日号≫

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2008年01月17日

ミリオン・ズビョースト 第54号

 函館校の学報であり、函館日ロ親善協会の会報であるミリオン・ズビョースト/百万の星 第54号を函館校のページに掲載しました。

 今回の巻頭言は鳥飼やよい准教授による「ロシア人の法則」です。アメリカでロシア語を学び、日本語・英語・ロシア語を自在に操る鳥飼先生が見つけた法則とは?

 また、ウラジオストク留学実習から帰ったばかりの3年生の感想も寄せられています。是非ご一読ください。

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2008年01月15日

FMいるか 遠峯エレーナさんを迎えて 2

FMいるか「ONE WORLD WAVE」で放送された内容をご紹介する第2回目です。

ゲスト:遠峯 エレーナ(以下レナ)

聞き手:財団法人 北海道国際交流センター 
      事務局長 池田 誠(以下池田)
     ロシア極東国立総合大学函館校
      事務局 大渡 涼子(以下大渡)

<11月10日放送 第2回 ロシア料理について>

池田:さて、2週目に入りました。前回はエカテリンブルグ、エレーナさんの出身地についてお話をお聞きしましたが、やはり食べ物の話を聞きたいですよね。

大渡:そうですね。みなさん共通に興味があるのは食べ物だと思いますよね。

池田:僕も興味があるんですけれども、エレーナさんは料理はされるんでしょうか?

レナ:専業主婦ってことで、毎日することになっていますね。

池田:義務!?

レナ:義務ですね。

池田:あんまりやる気がないけれども、しょうがないと…。

レナ:それは女性同士だとすごくわかると思うんですけれども、義務になるとやる気がある日とやりたくない日がありますね。

池田:作るのはロシア料理なんですか?

レナ:ロシア料理も作るんですけれども、やはり旦那は日本人なので和食も勉強して作っています。

池田:大変ですねー、ロシア料理も和食も。

レナ:洋食もお弁当も。料理の本を買って、それと旦那のお母さんに教えてもらってますね。

池田:なるほどね。味が違いますよね、日本食とロシアの料理では。

レナ:そうですね。味も違いますし、私は和食の味、もちろんわからないんですね。なのでレストランとか、お母さんのうちで食べたりするんですけれども、なかなか、自分で作るとなると、この味でいいのかなって迷ったりしてますね。

池田:しょうゆとか使わないんですよね、ロシアでは。

レナ:最近は使ってるんですけれども、ロシア料理には使わないですね。

池田:ではここで、エレーナさんの得意料理を伺いたいと思いますが、ベスト3を教えてください。

レナ:そうですねー、みなさんよく知っているピロシキ。ロシアでは作ったことがない料理だったんですけれども。

池田:ロシアでは売ってるの?

レナ:はい、売ってますが、どちらかと言えばみんな作っていますね。うちだけは作らなかったんですけれども。函館でも売ってますよ。

池田:僕も買って食べるんですけれども、揚げた感じのと焼いた感じのがありますよね。どっちが主流なんでしょう?

レナ:どっちもやってますね。たぶんシベリアのほうは揚げていて、ヨーロッパのほうは焼いたもの。

池田:大渡さんはどっちが好きですか?

大渡:私は焼いたのも好きですね。日本だとパン粉がついて揚げてますけれどもロシアじゃパン粉はついてないですもんね。

レナ:ついてないですね。

大渡:あれは日本だけなんですよ。

レナ:日本人はやっぱりピロシキって言うと多くの人は揚げたものって思ってますね。

大渡:あと日本人はひき肉が入ったものがピロシキと思ってますけれども、中身もいろいろあるんですよ。

池田:えーっ!

レナ:でもお肉が一番おいしいです。

池田:肉が入ってると思って餡とかジャムが入ってたら大変ですよね。

レナ:ジャムは入ってますよ。

大渡:りんごの、アップルパイの中身みたいのが入ってたり、じゃがいものつぶしたのとか、卵とか…。

レナ:きのことか。

大渡:キャベツとか。いろいろおいしいですよ。

池田:へえー、ちゃんと表示しておいてほしいですよね。食べるときの覚悟ってありますからね。ほかの料理はどうですか?

レナ:あとは日本にない赤カブを使ってボルシチを作りますね。

大渡:日本の赤カブは外が赤くて中は白いんですけど、中まで赤いカブですね。

池田:知ってます、赤ビーツ。僕、昔農業やってましたから、赤ビーツ作ってたんですよ。真っ赤になりますよね、ほんとにすごい色ですよね。あれがないとボルシチは作れない?

レナ:作れますが、ロシアは広いので、家庭によってボルシチの作り方は違いますね。ウラルは赤カブがないとボルシチじゃないって言われますけれども、私のおばあちゃんがウクライナに近いところの出身で、ウクライナのほうは、トマトと酢を使って作りますね。

池田:ボルシチにはどんな野菜が入ってるんですか?

レナ:まずお肉が入って、キャベツとじゃがいもと玉ねぎとにんじんと、赤カブ。

池田:上にサワークリームかなんかかけますよね。

レナ:サワークリームですね。私サワークリームがなくて本当に困っています。大好きでロシアではサワークリームだけをスプーンで食べるくらいだったので、日本にはなくてちょっと…。

池田:あれは売ってないですか?

大渡:最近売ってますけど、小さくて高くて、硬いですよね。

レナ:硬いですよね、ちょっと違います。

大渡:だからうちの学校で何かやるときには生クリームとプレーンヨーグルトを1パックづつ混ぜ合わせて、そうするとゆるい、ロシアのサワークリームに近いものになります。

池田:ボルシチはエレーナさんの家では週1回くらい?

レナ:週1回はないんですけれども、1ヵ月に2回は絶対作ります。

池田:あともう一つくらい得意な料理を教えてください。

レナ:クレープかな。

池田:クレープ?ロシア料理ですか?

レナ:ロシア料理ですね。ロシア語ではブリヌィって言いますけど。

池田:あれはデザートですか?

レナ:食事にもなります。作り方によっては食べ方も違います。

大渡:日本だとクリームとかジャムとか、甘いイメージしかないですけど、きのこを炒めたり、ひき肉を炒めたり、そういうものを包むと食事になりますよね。

池田:そうかそうか、それはピロシキと一緒ですね。食べたくなってきましたね。ロシア料理は特に冬の季節にいいような気がしますけどね。

大渡:あったまるような気がしますよね。

池田:あとそうだ、極東大学でお祝い事にでっかいパンで何かやってましたよね、なんでしたっけ?

大渡:「フレップ・ソリ」という歓迎の儀式がロシアにありまして、直径40センチくらいで高さが20センチくらいある大きいパンを用意して、お客様がいらしたときにパンをちぎって塩をつけて食べていただく。「フレップ・ソリ」というのは「パンと塩」という意味なんですけれど、それで歓迎するという儀式があります。

レナ:それはなぜかというと、パンは主食ですよね、塩はどの料理にも必ず使うものですよね、一番大事なものです。そういうことで、お客さんが来たときに一番大事なものを出します。

池田:なるほどね。意外とあれがおいしいですよね。パンと塩だけなのにね。

大渡:うちの学校では入学式に必ずやります。新入生をお迎えします、ということで。あとはこの前、ベールィ駐日ロシア大使が函館にいらしたときにもうちの学生がロシアの民族衣装を着て、フレップ・ソリでお出迎えしました。

池田:エレーナさんはフレップ・ソリのパンは作りますか?

大渡:あの大きいのは家庭のオーブンでは作れないんじゃないですか?

レナ:そうですよね。

池田:ロシアというと、やはりパンは黒パンという感じがするんですけれど、食べてますか?

レナ:黒パンはサハリンから飛行機の直行便で、友だちとか知り合いが持ってきてくれますけども、1回だけ自分で作ってみたんです。ロシア料理の本に載ってて、ライ麦を買ってきて、作ったんですけれども、ちょっと失敗して。おいしいのはおいしいんですけれど重くなって。

大渡:もともとむっちりしてますよね。

レナ:はい。またがんばりますので、作れたら黒パン屋さんでも。

池田:是非是非!そのときには連絡ください。

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2008年01月07日

グータラ猫のウラジオ日記8 年の初めに、「韓国の誓い」

皆様、あけましておめでとうございます。グータラ、いよいよ2008年突入です。ロシアに来てもうすぐ3年・・・早かった!1・2年前に何をしていたかも思い出せないくらい時が早く過ぎました。その3年間で得たもの・・・
1.ゴキブリを手ではたけるようになった(生かすか殺すかの瀬戸際)
2.車と衝突すれすれの状態で道を渡れるようになった(生きるか殺されるかの瀬戸際)
3.すっぴんで人前に出れるようになった(時間短縮)

3年間で得られなかったもの
1.ロシア語(3年前とレベル変わらず)
2.美しいボディ(横に成長あり)
3.愛ちゃん(いわずもがな・・・)

3年間で失ったもの
1.身だしなみ(汚くても仕事をすることはできます)
2.乙女の慎ましさ(境地に立たされた女)
3.日本人の繊細な心(もう思い出せない)

・・・色々ありました。なんだか今までを振り返るのも恥ずかしいです(涙)。鍛えられたのは外国人のテンションに乗っていけることでしょうか。アゲアゲ★ロシアンライフです。

まあ、私のロシアライフはけしてロシア人の方々とだけではないのです。なんつったって在ウラジオ邦人の方々には大変お世話になっております。ウラジオに住んでいる日本人は大体「日本人会」に入会するのですが、学生の他に領事館の方、ビジネスマンの方、その他ロシア人の方と結婚された方などがいらっしゃいます。1年のイベントで新年会・忘年会、船遊び、焼き芋会(!?)、スポーツ大会なんかもあったりするんです。イベントに参加するのはとても有意義なことで、さまざまなジャンルの方とお会いできるわけですから、ウラジオの情報交換をしたり、お話を伺ったり。何よりこのウラジオストクという秘境で助け合える仲間を作るよい機会であると思います。この場をおかりして、在ウラジオ邦人の方々に今年一年のご健康とご健勝を祈ります!ウラー!!

さて、グータラ、冬休みを利用してウラジオ―韓国の旅に行ってきました。船で。
ウラジオから韓国のソクチョという所に船の定期便がありまして、帰省する韓国人の友達に便乗し、行ってまいりました。チケットは250ドルで午後出発―翌日の午後着です。一番安いチケットなので、床に雑魚寝という環境でしたが、心やさしい船員さんがビジネスクラスの空き部屋(ベット・テレビ・洗面所付)にこっそりタダで案内してくれました!ウラー!!
しかし、ごっそり船酔いに負けた私は素敵なクルージングを味わう間もなく気づいたら韓国。「外が・・・寒くないよ!韓国だよぉ!!!」という相棒の声に起こされて外に出てみたら・・・あったかい♥ 祝・脱ロシア!!あの身にしみるような寒い金閣湾から、やわらかな潮風が運ぶソクチョ港。よくやったオレ。ついに来てやった韓国。テハミングゥ~ッ!直行しました港近辺の「刺身食堂」。3匹もの魚を生け作りにし、これからまだ移動もあるというのにソジュ(韓国焼酎)を2本空け、なんだか涙が出てきそうになりました(何故)。12月24日にはウラジオ仲間(韓国人・ロシア人・アメリカ人・イギリス人)と過ごしました。どこに行っても私達の共通語はロシア語。所属不明のおかしな外国人達に誰もよって来ず!
それからは1週間ソウル・プサンをたっぷり堪能してきました。日本の皆様が韓国にどっぷりハマる理由・・・分かりますぅ、痛いほど。もう、チャン・ドンゴンとかグォン・サンウとかKポップスとか大好き。ディズニーランドと韓国は天の邪鬼な奴ほどハマると思ふ。
1年前、全然乗り気じゃなかったディズニーシーの帰り道、ずっと頭にバンビの耳をつけていたのはどこのどいつだ~い?・・・私だよっ!! 
みんなが、イイっていうものはやはりいいんだねぇ。また行こうっと♪全然ウラジオと関係ないんですが、皆さん、是非韓国へ行ってください(懲りずに)。今年またウラジ旅行を企んでいる親に「ウラジオに会いにくるなら、韓国で会おうぜ。」と言ってしまったくらいです。てへ。

と・いうことで、私、年末年始も気分上々です!今年もがんばれる気がします。やってやる!何をやってやるのかは分らないんですけど、気合い一番。脱グータラ宣言!ブログもがんばって更新して・・・・テケテケ。希望ですから☆

それでは皆様、今年もよいお年をお過ごしください。

            

極東国立総合大学附属東洋学大学 日本語講師 長谷川里子


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