月別過去の記事

2013年02月06日

3か月の留学を終えて

 3か月のウラジオストク本学への留学は、私にとって初めての海外長期滞在でした。これまで旅行や、短期での留学は経験したことがありますが、3か月、しかも行先はロシア、ということで行く前は期待と不安が半分ずつ、といったところでした。 
 終わってみれば…あっという間でした。3か月という期間は何をするかによって長いか短いかが人によって感じ方は違うと思いますが、私にとっては本当に、1か月位しかいなかったのでは、と思うほどの密度の濃い時間を過ごすことができました。
 
 留学していて一番刺激的だったのは、「ロシア語を学ぶたくさんの人」に出会えたことでしょうか。学校にはいろいろな国の人がいます。中国人、韓国人、北朝鮮人、イギリス人、ベトナム人…それぞれが、各々の目的でロシア語を学んでいます。
 驚いたのは、ロシアに来て初めてロシア語を学び始めたというそんな人たちでも、既にぺらぺらとまるで不自由なく話しているのです。なかにはロシアにきてからロシア語を勉強し始め、わずか2年間でテルキ2級をとったという強者もいます。
 そのような意欲的な学生がいるクラスで学べたことは時に大変な思いもしましたが、刺激され、切磋琢磨でき、留学してよかった!と思える一番良い思い出になりました。(H24年10月~12月留学)

ロシア極東連邦総合大学函館校 ロシア語科2年 平岩 史子

コメントを投稿
日本にいながらロシアの大学へ!ロシア極東連邦総合大学函館校
ネイティブのロシア人教授陣より生きたロシア語と
ロシアの文化,歴史,経済,政治などを学ぶ、日本で唯一のロシアの大学の分校です。

2013年02月01日

取り越し苦労

 ロシア語の勉強を始めて昨年で3年目でしたが、本当にロシア語を習得できているのか、正直、日頃から不安に思っていました。そして今回の留学は日本でロシア語を学ぶわけではなく、ロシアでロシア語を学ぶわけですから不安の方が大きく、緊張しっぱなしでした。しかし、いざウラジオストクへ着いてみると、わかりやすい授業や、親切な寮母さん、楽しい町が私を待っていて、そんなことを考えていた自分が恥ずかしく思えました。
 学生寮での暮らしは苦労もありましたが、とても楽しく過ごすことができました。到着した初日から、部屋にゴキブリが横たわっていて大騒ぎしたのは良い思い出です。シャワーの水が氷のように冷たかったり、お湯が鬼のように熱かったり、上下左右の部屋が夜遅くまで騒がしかったり、窓を開けると鳩が集まったり、と色々ありましたが、毎日笑って過ごせました。

 ロシアでは、授業や街の中で一度もロシア語で困ることはありませんでした。今まで勉強してきたものは無駄ではなかったんだなぁ、と実感する留学でした。可能であればまたロシアに行きたいです。そして行ったことのない場所に行き、身に着けたロシア語を駆使して多くの人と出会ってみたいです。 (H24年10月~12月留学)

ロシア極東連邦総合大学函館校 ロシア地域学科3年 鍋谷 真依

コメントを投稿
日本にいながらロシアの大学へ!ロシア極東連邦総合大学函館校
ネイティブのロシア人教授陣より生きたロシア語と
ロシアの文化,歴史,経済,政治などを学ぶ、日本で唯一のロシアの大学の分校です。