月別過去の記事

2010年11月29日

STVテレビ どさんこワイドに出演します!

 北海道の情報番組、STVテレビ「どさんこワイド179」に本校のデルカーチ・フョードル講師が出演します。“函館に長く住んでいる外国人が案内する函館(仮)”の特集で、先日収録が行われました。

 リポーターの三好りささんとともに、函館在住13年目のデルカーチ先生が紹介した、とっておきの函館は、名刹・高龍寺と函館山。高龍寺は曹洞宗の木造寺院で、明治43年に完成した総けやき造りの山門の彫刻が見事です。ロシアからお客様が来るとデルカーチ先生が必ず連れて行く場所だそうです。

 そのほか、乗り物ではなく、歩いて登る函館山を案内したり、お気に入りのお店を紹介しました。1年生の授業でロシア語文法を教えている、仕事中の様子も撮影しました。
 実際の放送でどの部分が使われるかは、見てのお楽しみ。道内のみの放送ですが、是非お見逃しなく!

STVテレビ 「どさんこワイド179」
2010年12月2日(木) 16:10頃から15分程度
“函館に長く住む外国人が案内する函館(仮)”
 ※デルカーチ先生とは別に、フィリピン人の主婦の方も登場する予定です。

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2010年11月18日

この夏のモスクワの森林火災について

 一般向け文化講座「はこだてベリョースカクラブ」の今年度第5回目の講話内容です。
 
テーマ:「この夏のモスクワの森林火災について」
講 師:イリイン・ロマン(本校講師)

 この夏のヨーロッパの森林火災は、いろいろな意味で“ホット”ニュースとなりました。モスクワは過去に体験したことのない猛暑で、人間や動物、農作物にも被害を与えました。ロシアではエアコンは普及していません。冬は集中暖房があり、夏は暑くないので、今までは必要ありませんでした。
 7月には140年の観測史上初めて、38.2℃を記録しました。昨年までのモスクワの7月平均気温の倍になりました。1月の平均気温は-7.5℃、過去最低気温は-42℃ですから、この暑さは記録的です。暑さのためにお年寄りは心筋梗塞や高血圧で亡くなりました。誰も想像していない、慣れていないことが起こりました。唯一良かったこと、それは人々が冷房を求めて映画館が2倍近い人でいっぱいになったことです。

 モスクワには一軒家がありません。集合住宅ばかりで、コンクリートやレンガ造りです。寒いときは暖かいけれど、暑いときは本当に暑い。窓を開けるしかない。ところがモスクワ近郊は泥炭地帯が多く、泥炭火災が多く発生したため、スモッグで窓も開けられない状況になりました。
 エリツィン時代から18年間もモスクワ市長だったルシコフは、この時オーストリアに避暑に出かけていて、何も対処しませんでした。市民が怒りの声を上げましたが、今年までは批判は少なかったのです。
 メドベージェフ大統領は市長を更迭する書類にサインし、ルシコフは8月に解任されました。大統領の信頼を失ったからです。モスクワは交通渋滞などさまざまな問題を抱えています。また、ルシコフ市長の夫人は、世界で最も裕福な女性の一人です。蓄財が問題になりました。彼女は建設会社のオーナーですから、モスクワで何かを建設するとき、市長は自分の妻の会社に依頼していました。
 9月にはモスクワのテレビでも問題になり、市長を批判する番組が次々作られ、メドベージェフ大統領とルシコフは全面的に対決しましたが、モスクワ市議会は新しい市長を承認しました。

 ロシアは泥炭が多く、泥炭の下では常に火がくすぶっている状況です。落雷、タバコの不始末などで、3万件の火災が起こりました。焼けた面積は100万ヘクタール、これはオランダとベルギーを合わせた面積と同じです。60人が死亡し、2万5千軒の住宅が焼失しました。
 ロシアでは以前まで、日本で言う営林局のような、国の森林管理部というものが大きな権力を持っていました。森林は非常に大事なものと考えられています。石油・石炭などの化石燃料はいずれ枯渇しますが、森林は再生するからです。森林管理人という専門職がおり、大学には森林管理科という学科もあります。森林管理人が、常に森を見回って発火しないように処理していました。森で焚火やバーベキューをする人を監視し、常に火災を予防していました。
 2007年に森林法が改正され、この仕事は国から民間業者に譲渡されました。森は国有林ですが、ピョートル大帝の時代から300年続いた森林管理人の仕事はなくなりました。以前は7万人いた管理人も、4分の1になりました。小さな火災を見回る人がいなくなり、大きな火災が発生しました。この法改正は明らかに失敗でした。

 モスクワの田舎はほとんどが木造住宅で、すぐに燃えてしまいます。田舎には消防車がありません。街から消防車が来るまでの間、住民は自分の力で消火するしかありません。木造住宅は燃えてしまい、レンガ造りのペチカだけが焼け残っています。軍は、焼け跡の片付けには協力しますが、消火はしません。
 住宅が全焼した市民は今、国から与えられた新しい住宅に暮らしていますので、むしろ中途半端に住宅が焼けた人々からうらやましがられています。
 猛暑のせいで木が乾燥し、火災が起こりやすかったのも一つの原因ですが、この夏のモスクワの森林火災は明らかに政治の問題です。森林法を元に戻すことは検討されていますが、それにはまだまだ時間がかかるでしょう。
 

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2010年11月12日

秋のロシア人墓地清掃

函館校では6月と10月の年2回、ロシア人墓地のボランティア清掃を行います。

作業の前に、手順を確認します。ロシア人墓地のお向かいは中国人墓地。プロテスタントやカトリックの墓地もあり、一般的に外人墓地と呼ばれています。
秋の清掃は、教職員や領事館関係者のほか、ロシア人留学生やホストファミリー、留学生支援実行委員会のみなさんも含めて大勢で行いますが、今回は函館校の学生たちもたくさん参加しました。
秋の清掃は、落ち葉拾いと枝払いが中心。フェンスからはみ出している枝を切り、集めます。
1時間でこんなにたくさんのゴミが集まりました!
清掃の終わりには、函館ハリストス正教会のニコライ神父が祈祷を行いました。
これは、先日函館に入港したロシアの軍艦「アドミラル・パンテレーエフ」一行が捧げた花輪。異国で眠る同胞に祈りを捧げます。十字架の前の花輪ともども、ウラジオストクから持参してきたそうです。
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2010年11月10日

HAKODATEアカデミックリンク2010のお知らせ


昨年の様子
 11月13日(土)、「『はこだて』ぼくらの研究フィールド」をテーマに、はこだて高等教育機関合同研究発表会が開催されます。市内8高等教育機関と函館市で構成するキャンパス・コンソーシアム函館の主催によるもので、本校学生も下記の内容で参加します。 学生による、日ごろの研究成果や課外活動についての発表です。函館の若い力が集結します。是非お越しください。

日時:平成22年11月13日(土) 11:00~17:00
場所:函館市青年センター
   函館市千代台町27-5 0138-51-3390

<ブースセッション>
 アヴァンギャルド「ロシア前衛美術の世界」

  ロシア地域学科3年 芹 澤 寛 人 11:00~17:00

 
<ステージセッション>  ロシア語の慣用句について
  ロシア地域学科4年 白 山 季 絵  15:45~16:00

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第4回「函館市西部地区教育芸術祭」のお知らせ


昨年の様子
 地域の文化発展と交流を目指し、保育園から大学・町内会までが集まって日頃の活動の成果を発表する芸術祭が下記日程で開催されます。     ステージ部門では、合唱サークル「コール八幡坂」が来函中のロシア人留学生とともにロシア語による合唱を披露します。美しい民族衣装も見どころです。

展示部門ではロシア人留学生による書道展や、ロシアの民芸品・衣装の展示を行います。この機会に是非、見にいらしてください。

<ステージ部門>
日  時:平成22年11月11日(木) 13:30~15:00
場  所:函館市立西中学校体育館
内  容:各団体による音楽発表と会場合唱及び書道作品紹介
      ロシア極東大学・コール八幡坂出演 14:40~14:50
      合唱「みんなで歩こう」
         「カリーナが咲いているよ」
        
<展示部門>
日  時:平成22年11月12日(金)~15日(月)
      9:00~19:00(最終日は17:00で終了)
場  所:函館市地域交流まちづくりセンター 2F
内  容:各団体による作品展示(絵画・書道・陶芸・工芸品等)


参加団体:駒止保育園、市立弥生小学校、市立西中学校、北海道函館西高等学校、ロシア極東国立総合大学函館校、町会連合会西部地区協議会

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2010年11月09日

11月の「身近なロシア」は?

 「身近なロシア~ベリョースカクラブ・ラジオ版」、11月17日(水)の放送は、デルカーチ・フョードル講師が「モスクワ里帰り」と題してお話します。
 デルカーチ先生の出身地は“シベリアの真珠”・バイカル湖のほとりにあるイルクーツクですが、今は家族が皆モスクワに移り、そこが実家となりました。
 この夏の里帰りで見た、首都・モスクワの様子を聞いてみましょう。

FMいるか「暮らしつづれおり」内
「身近なロシア~ベリョースカクラブ・ラジオ版」
平成22年11月17日(水) 10:15~10:30
出 演:ロシア極東国立総合大学函館校
     講師 デルカーチ・フョードル
テーマ:モスクワ里帰り 

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2010年11月08日

函館ハリストス正教会ホームページ開設のお知らせ

 函館ハリストス正教会では、この度独自のホームページを開設しました。今までは日本正教会のホームページの一部でしたが、今回開設したページでは今までより詳しく、函館正教会の催し案内や活動報告などを見ることができます。
 また、1996年に環境庁より「日本の音風景百選」に選ばれた、鐘楼の鐘の音を聴くこともできますので、函館で昔から“ガンガン寺”として親しまれてきた鐘の音を聴いてみてはいかがでしょうか。

 リンク集にも追加しました。

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