2008年01月07日

グータラ猫のウラジオ日記8 年の初めに、「韓国の誓い」

皆様、あけましておめでとうございます。グータラ、いよいよ2008年突入です。ロシアに来てもうすぐ3年・・・早かった!1・2年前に何をしていたかも思い出せないくらい時が早く過ぎました。その3年間で得たもの・・・
1.ゴキブリを手ではたけるようになった(生かすか殺すかの瀬戸際)
2.車と衝突すれすれの状態で道を渡れるようになった(生きるか殺されるかの瀬戸際)
3.すっぴんで人前に出れるようになった(時間短縮)

3年間で得られなかったもの
1.ロシア語(3年前とレベル変わらず)
2.美しいボディ(横に成長あり)
3.愛ちゃん(いわずもがな・・・)

3年間で失ったもの
1.身だしなみ(汚くても仕事をすることはできます)
2.乙女の慎ましさ(境地に立たされた女)
3.日本人の繊細な心(もう思い出せない)

・・・色々ありました。なんだか今までを振り返るのも恥ずかしいです(涙)。鍛えられたのは外国人のテンションに乗っていけることでしょうか。アゲアゲ★ロシアンライフです。

まあ、私のロシアライフはけしてロシア人の方々とだけではないのです。なんつったって在ウラジオ邦人の方々には大変お世話になっております。ウラジオに住んでいる日本人は大体「日本人会」に入会するのですが、学生の他に領事館の方、ビジネスマンの方、その他ロシア人の方と結婚された方などがいらっしゃいます。1年のイベントで新年会・忘年会、船遊び、焼き芋会(!?)、スポーツ大会なんかもあったりするんです。イベントに参加するのはとても有意義なことで、さまざまなジャンルの方とお会いできるわけですから、ウラジオの情報交換をしたり、お話を伺ったり。何よりこのウラジオストクという秘境で助け合える仲間を作るよい機会であると思います。この場をおかりして、在ウラジオ邦人の方々に今年一年のご健康とご健勝を祈ります!ウラー!!

さて、グータラ、冬休みを利用してウラジオ―韓国の旅に行ってきました。船で。
ウラジオから韓国のソクチョという所に船の定期便がありまして、帰省する韓国人の友達に便乗し、行ってまいりました。チケットは250ドルで午後出発―翌日の午後着です。一番安いチケットなので、床に雑魚寝という環境でしたが、心やさしい船員さんがビジネスクラスの空き部屋(ベット・テレビ・洗面所付)にこっそりタダで案内してくれました!ウラー!!
しかし、ごっそり船酔いに負けた私は素敵なクルージングを味わう間もなく気づいたら韓国。「外が・・・寒くないよ!韓国だよぉ!!!」という相棒の声に起こされて外に出てみたら・・・あったかい♥ 祝・脱ロシア!!あの身にしみるような寒い金閣湾から、やわらかな潮風が運ぶソクチョ港。よくやったオレ。ついに来てやった韓国。テハミングゥ~ッ!直行しました港近辺の「刺身食堂」。3匹もの魚を生け作りにし、これからまだ移動もあるというのにソジュ(韓国焼酎)を2本空け、なんだか涙が出てきそうになりました(何故)。12月24日にはウラジオ仲間(韓国人・ロシア人・アメリカ人・イギリス人)と過ごしました。どこに行っても私達の共通語はロシア語。所属不明のおかしな外国人達に誰もよって来ず!
それからは1週間ソウル・プサンをたっぷり堪能してきました。日本の皆様が韓国にどっぷりハマる理由・・・分かりますぅ、痛いほど。もう、チャン・ドンゴンとかグォン・サンウとかKポップスとか大好き。ディズニーランドと韓国は天の邪鬼な奴ほどハマると思ふ。
1年前、全然乗り気じゃなかったディズニーシーの帰り道、ずっと頭にバンビの耳をつけていたのはどこのどいつだ~い?・・・私だよっ!! 
みんなが、イイっていうものはやはりいいんだねぇ。また行こうっと♪全然ウラジオと関係ないんですが、皆さん、是非韓国へ行ってください(懲りずに)。今年またウラジ旅行を企んでいる親に「ウラジオに会いにくるなら、韓国で会おうぜ。」と言ってしまったくらいです。てへ。

と・いうことで、私、年末年始も気分上々です!今年もがんばれる気がします。やってやる!何をやってやるのかは分らないんですけど、気合い一番。脱グータラ宣言!ブログもがんばって更新して・・・・テケテケ。希望ですから☆

それでは皆様、今年もよいお年をお過ごしください。

            

極東国立総合大学附属東洋学大学 日本語講師 長谷川里子


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日本にいながらロシアの大学へ!ロシア極東国立総合大学函館校
ネイティブのロシア人教授陣より生きたロシア語と
ロシアの文化,歴史,経済,政治などを学ぶ、日本で唯一のロシアの大学の分校です。

2007年11月19日

グータラ猫のウラジオ日記7 教え子の宿題に励まされて

 こんばんは、グータラのお時間です。あ、前の話の続きですか?あれは、だめでした。結局嫌われちゃいました。
 なぜ?みなさん、ロシア人は散歩が好きで好きでしょうがない国民です、ご存知でしょうか。とにかく、歩きます。そこの景色が美しくなかろうが、道路に穴が開いてようが、天気が悪かろうが。てくてくてくてくてくてくてくてくてくてく・・・・。

露男『アロー、サーシャ(私のロシア名)。さあ、散歩に!!』
  私『ごめん、昨日さ、の、飲みすぎて・・・。家で休みたいよ』
露男『じゃあ、一時間休めばいいよ、それから散歩にいこう!』
  私『・・・。一時間じゃ良くならないよ(私の二日酔い)。どこかでお茶を飲もうよ』
露男『散歩は・・・できないんだ』
  私『ええ、散歩はできないわ』
露男『そうか、散歩できないのなら・・・』
  私『ごめんなさい、ふがいなくて(散歩ができなくて)』

 終わった。私が散歩をしなかったばっかりに。どうして1時間で治ろうか私の二日酔い。なぜカフェでお茶をするだけじゃ足りないのか。デロデロの二日酔い女子を散歩に連れて行って面白いのか?ロシア人に引きずられるように連れまわされる日本人女性(二日酔い)・・・。想像しただけでも恐ろしい。

 ということで、私のバカ話でした。今日はちょっと真面目なお話をしようと思います。
今、三年生の授業で『励ます・慰める』をテーマに授業をしています。で・授業で勉強したことと、以下の表現を使って、自分で状況を考えて会話を書いてくるように宿題を出しました。

ポイント― 相手の気持ちを受け止める
       (そうなんだ 大変だったね 分かるよ 等)
       慰める・励ます
       (私なんて、何回~か分からないよ だれにだってあるよ 等)

 次の会話は、ある学生が宿題として私に提出したものです。

宿題:会話
状況:ビカさんが解職されて、がっかりしている。友達のマリさんが励ましている。

マリ:ビカさん、どうしたの?気分が落ち込んでいるね?
ビカ:そう。実は先週末から会社の改造が行われたんだ。たから職員定数を少なくするために昨日、解職されることになっちゃった。
マリ:ふうん、そうなんだ。大変だったね。
ビカ:うん、でも今、失業するのは嫌なんだ!
マリ:でも、この解職は単に運がよくなかっただけだよ。だれにだってあるよ。あたしなんか今まで何回解職されたかはっきりわからないよ。
ビカ:そうなんだ。
マリ:そうだよ。そんなこと気にすることないよ。今にもっと良い仕事を見つけるチャンスがあって、次は長い間失業しないに違いない。
ビカ:うん、そうだね。なんかちょっと気持ちが軽くなったかんじ。ありがとう。
マリ:本当?よかった。じゃ、がんばってください。
ビカ:はいがんばります。
マリ:じゃ、また明日ね!
ビカ:また明日。

 この会話を見たとき、笑いが止まりませんでした。単語の意味とカジュアルな話し言葉が合っていないからです。
 しかし、すぐさわやかな気分になりました。きっと、彼女は通訳論や日本経済などの授業で、『リストラに悩むサラリーマン』のような記事を一生懸命読んで、訳して、単語を覚えて、それから会話の授業に応用できると思ったのでしょう。
 彼女は、他の授業で勉強したことも、会話の授業で覚えたこともおろそかにしない、本当に真面目でよい学生です。きっと将来はすばらしい日本語話者になるでしょう。

 ロシアで日本語講師をしていると、時々、学生はこんなさわやかな気持ちにさせてくれます。今までを振り返ると、自分はずいぶんいい加減な授業ばかりしてきました。彼女のように、私の授業をしっかりと聞いてくれている学生がいるのですから、一つ一つの授業をもっと大切に、慎重に行いたいと思うのです。
 何でもそうですが今の自分に満足していたら、そこからは何も変わらないものです。こんな風に思えるようになったのは、私を支えるのに大変そうな友達や仕事の先輩、頑張っている後輩、きゃわいい学生達、スネをかじられ過ぎた親。そして愛する恋人!・・・はいない!! とにかく、みなさんのおかげです。どうもありがとう。

071119.jpg でも・・・、これからも私の中のグータラは変わらないでしょう。『くそ~!なんだよぉ、いいこと言っておきながら』と思いの方、おほほ。人間の本質とはそうそう変わらないものです。そこは長~い目で見てやってください♪

 では、今日はここで。パカパカプ~。

極東国立総合大学附属東洋学大学 日本語講師 長谷川里子

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2007年09月14日

グータラ猫のウラジオ日記6 つがるっ子、ロシアンボーイとデートする

 長い夏休みも終わってようやく新学期です!夏、楽しかったなあ。何をしていたかって、もっぱらニートでした。もうスーパーニートです。両親におんぶに抱っこで幸せでした。この2ヶ月使って、お茶とかピアノとか韓国語勉強したり、教授法の勉強したり。この有り余る時間を有効に使い、9月には一皮向けた猫になるはずだった。その有り余る時間を私はぁぁ!!!ああ、こうやって人はだめになっていくんだなあ・・・。

 まあ、よく休んだと思います。休んだ休んだ。と・いうことで今は、ウラジオストク学生寮からこんにちは。
 さて、久しぶりのウラジオですが、昨日さっそくロシア人の男の子とデートしました。自慢じゃないです。実は私、こんなことを言ってしまうと申し訳ないのですが、ロシア人の男の子がものすごく苦手です。だから今まで電話番号を聞かれたりしても「OH、ワタシ、ケータイナイネ、オット、クニデマッテルヨ。」「ケータイバンゴウ?ナンデスカ、ソレ、オイシイデスカ?HA HA HA!」なんて、すごく外人ぶって(?)断ってきました。
 何で苦手かと?それはですね、道渡るときに腰に手を回されたり、バスから降りるときエレガントに手を差し伸べられたり、一緒にボートに乗ろうとか言われたり、夕方ベンチに座ってうっとりと見つめあったり、僕のかわいい子猫ちゃんとかウサギちゃんとかって呼ばれたり、メールに愛の詩が送られてきたり、体をペッタリくっつけてチークダンスをしたり・・・・。ふんぬぅ~!!できるかぁぁっ!!!
 3年目です。いろいろあります。私は青森県つがる市で生まれた生粋の日本の田舎っ子なんです。そんな簡単にロシアンロマンは受け止められんのですよ。文化が違うんですよ。

 で・そんな私が何でまた今回デートをしたかというと、友達の間で「ロシアンボーイと積極的に付き合おうキャンペーン」を実施しておるのです。そんなばからしい・・・と思うでしょうが、これが侮れない。仲のいい韓国の友達でロシアンボーイと付き合っている女の子3人います。「あたし達は~、ロシアに来ているの。ここで、韓国人日本人中国人同士集まってどうするのよ。せっかく現地にいるんだから、ロシアを体験しなくちゃ!!それはね、ロシア人と付き合うのが一番なのよ!!!!」「そうよ、いいわよ~ロシア人は甘くってジェントルマンで。」「あんたも試してみたらいいのよ~、紹介するわよ~。お金持ちよ~。うっふん。」

 ええ~って、思いますよね。私も実際「ええ~っ、無理~。疲れるしぃ。」と・思っていました。が、彼女達のロシア語習得率の高さ!私がいなかったこの二ヶ月で奴らは確実に、しかもモノスゴイ勢いでロシア語を習得している!すごい。しかもなんだか楽しそうだし。もしかしたらあたしったら、食わずぎらい(ハレンチ)!?いつも米ばっかり食べてるけど、久しぶりにパンかじったら美味しいときもあるわよね。な~んて思ってたらデートまで扱ぎつかれてしまった。

 実際のデートは、う~ん・・・。私は本当に色気がないのかもしれない。「一緒に海を見よう。ボートも乗ろうね。」と言われても、(え~、カフェで座ってコーヒー飲みたい。)とか思うし。頬にハグだのキスだのしてこようものなら「文化が違いますからっ!」と言ってボクサーばりのガードでよけてしまう。そんな私を見て「そんな照れなくたっていいよ。かわいんだから。」と・・。
 はああああああ!!???なぜそんなプラスに考えている!?っていうか、っていうか、えええええええ!?だって、第一回目デートというか「散歩」なのに、これは、なに、焦らし作戦と思われているのか!?いつ私が気を持たせることをしたのじゃ!?やっぱり難しい。つがるっ子にはついていけない。

 でもまた会う約束はしてしまった。押しに弱いのは母に似たのだろう。なんとなく後先考えずYESと言ってしまうは父に似たのだろう。
 まあそんなわけで、もっとロシア人の男の子とも仲良くなれるようにがんばって(?)います。ロシア人の友達少ないし、こんなへたくそなロシア語を聞いて、遊んでくれる人なんか珍しいし、実際顔が良かった。以前、飲み屋のママが言っていた「美しければ勝ちだから。」という名言を思い出しました。こんなことを書いていたら私の人格が疑われてしまいますね。でも、でもっ、なんだかこんな話って面白いですよね!?これ見て、「あ、なんだかロシアも面白そう!」って思う人もいるかもしれないじゃないですかっ。きゃは♪

 と・いうことで久々のグータラはショーもない馬鹿話でした。ああ、すっきりした。ではでは~。
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極東国立総合大学附属東洋学大学 日本語講師 長谷川里子

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2007年06月25日

グータラ猫のウラジオ日記5  夏の日焼けとシャシリク売りにはご用心!

 夏です。毎日カラリと良いお天気です。
 私もちょっと黒くなりました。メラニンの生成が早いらしく、私なんてちょっと歩いてただけで、黒くなってしまいました。普通、始め赤くなってから、黒くなるじゃないですか。私の場合、そのまま黒くなるんです。嫌だ~。特に腕が黒いんです。腕が黒くなると、なかなか白に戻せないので大変なんですよ。腕に美白パックするわけにはいかないので。
 私がお金持ちだったら、バスタブいっぱいに薬用美白ローションをためて、その中で「化粧水入浴」というものをやってみたい!その後、全身に顔につける美白美容液(1万円相当)を塗りたくるんです。それくらい、色が白くなりたい私なんですが、ロシア人は逆で、とにかく日焼けが好きです。よく学生が、「海へ日焼けしに行きます」と言いますが、海だけじゃないらしい。「森へ日焼けしに行きます」とか「空き地に日焼けしに行きます」とか変なことを言うもんだと思いながら、空き地(日本的イメージ)で日焼けするロシア人を想像して、ぶ~っ!!

 しかし、あの日差しが強いロシアで、あの白いロシア人が、あのキケンな紫外線をバンバン浴びるのは、なんだか自殺行為のような気がします。実際沿海州はガンが多いらしい。まあ、日焼けして健康的な色になったロシア人はたしかによりセクシーです。パリス・ヒルトンみたいな女の子が増えています。肌の露出も増えて、前から来るロシア人女性とすれ違うたび、目が・・・。おおっと!
 男性もすごいですよ。上半身裸です。もう、オレのボディを見て見て見てと言わんばかりに堂々と歩いています。でもケミカルウォッシュジーンズをウエストまではいて上半身裸になられてもなぁって人も多いです。

 そんな感じで、とにかくウラジオも夏一色です。ウラジオの夏といったら海岸通りでシャシリク(串焼肉)を食べながらビールを飲むのが最高なのですが、毎日行っています。毎日だから、ロシア語風で「毎日通っています」の方がよろしいのかしら。まあ、そこでシャシリクを買うんですが、そこの売り子サン達ったら、お上手なんですよ~。私を見るなり、「カワイコちゃんが来たで~。ほら、見てみろよ!」って言うんですぅ。「あなたのような美しい人には最も美味しく、もっとも熱いシャシリクを!(なんだそりゃ~!?)」とかぁ。うふ。
070625.jpg で、数並ぶシャシリク屋から、その毎回褒めたくってくれる店に行くんです。そして昨日、友達を連れて海岸通りに行ったんですが、私がビールを持ってくるので友達にシャシリクを買いにその店に行かせたんです。で、その友達を迎えに行ったら、ちょうど売り子さんが友達に「あなたのような美しい人には最も美味しく、最も熱いシャシリクをっ!!」と言って褒めちぎっていたところでした・・・。売り文句だったのかよぉ~。みんなに同じ事を言ってたのかよぉ~。き~っ!ウワキ者!!!
 ということで、ちょっとがっがりしたものの、相変わらず良い天気でビールも美味しかった~^-^

 みなさん、ウラジオの夏は良いですよ~。旅行に来たら海岸に行って、是非ナンパな売り子さんが作るシャシリクをほおばりながらビールを飲んでください。で、帰りはアイスを買って食べましょう。にゃんにゃん♪

極東国立総合大学附属東洋学大学 日本語講師 長谷川里子

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2007年06月01日

グータラ猫のウラジオ日記4 スーパーお久しぶり

 スーパーお久しぶりです。グータラ長谷川でございます。やっと試験期間になって、今学期の私の役目もようやく終わりそうです。
 つい最近は、『第一回ウラジオ日本文化祭』や『富山県主催日本語スピーチコンテスト』が開催されました。初めての企みである日本文化祭も大成功で終わり、私の学生には『ソーラン節』を躍らせました。一ヶ月前からボルシチがにじむような練習を積み重ねてきました(泣)。だって下手くそなんだもん。
 ナイトクラブではあんなに上手に踊るくせに、団体になるとだめです。機械的な動きをみんなでやるのが苦手です。なぜそんなに自分を主張したがる!?ロシア人の国民性だと思います。個性を前にだして、自分をアピールするのが好きですから、日本の踊りは難しいんでしょうね。でも感謝です。私の趣味に付き合ってくれてありがとう。
 本当にロシア人学生はかわいいです。日本の大学生より絶対かわいい!!私が学生だったとき、あんなにかわいくなかった。かわいいかわいい。

 さて、ウラジオの桜も咲き終わり、もうすぐここにも夏がやってきます。ロシアに来て二年が過ぎたこのごろ、なんだかここの生活に慣れすぎて、特に珍しいものがなくなってきました。でも、街はどんどん変わってきています。ウラジオストクは毎月毎月、なにか新しい建物ができます。
 つい最近出来たデパート「クレバーハウス」には、某有名アパレルメーカーが何件か入っていますし、品揃えもかなり豊富。ただし、かなりお高い。
 新しいレストランも何件かありますよ。つい最近インド料理店ができたので、ウラジオで本格インド料理が食べられます。値段はそんなに安くないけれど、味はすんばらしい!!しかも生ビールを冷えたグラスについでくれます。これはウラジオでは珍しいこと。素敵なインド人の店員さんもいますし。私、すっかりここのファンでござる。
 そのほか、「中国茶クラブ」という、どこまでもエスニックなクラブ(ナイトクラブ?)があるのです。小人数・完全予約制の隠れ家的、癒し系クラブであります。キャンドルの光だけの薄暗い部屋で、本格中国ティーセレモニーを楽しみながら、エスニックな生演奏を聞き、エスニックな服を着たセクシーロシア人女性のセクシーベリーダンス(すごく上手!!)を楽しみ、お一人約2500円くらいでしょうか。高いんだか安いんだか。「たまには、ウォッカなしの健康な土曜の夜を過ごそう。」ということで、友達二人で行ってきました。ん~、健康。

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親父と私
 あ・そうそう。5月の連休に両親が遊びに来ました。連休だけあって、あちこちで日本人を見かけたのですが、不思議だったのが、意外にもちらほら日本人ギャルがいるんです。女二人組とか三人組とか…。  ナニヲシニキテイルノダロウ?  謎です。ここはハワイでもソウルでも台湾でもないんです。「ウラジオストク」なんです。チケットも高いし、グルメツアーやショッピングツアーにもならないし、治安もよくないし、若いギャルが観光するような場所もそんなにないのに、どうして・・・!?  若い女の子に紹介できるロシアといえば~、チェブラーシカとジェントルマンなロシアンボーイくらいですが・・・。なんにせよ、普通の若いギャルが来るところになってきたんですね。うちの親父と母ちゃんも意外にウラジオストクを気に入ってくれたようです。猫も多いし(*長谷川家はネコ崇拝)意外と面白いよね、ここ。

 ということで、終わります。無理やりですが。ブログに何を書いたらいいのかすごく悩んでいるので、みなさんから「こんな事が知りたい!」とか「こんな事を書いて欲しい!」など、リクエストがありましたらお寄せください。

書かぬなら 書かせてみせよう ホトトギス → リクエストをお寄せください
書かぬなら 書くまで待とう ホトトギス → かなり待つことになるでしょう
書かぬなら 殺してしまえ ホトトギス  → それだけはやめてください

 ではでは~
                             長谷川 ね子

極東国立総合大学附属東洋学大学 日本語講師 長谷川里子

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2006年12月14日

グータラ猫のウラジオ日記 3 酒は涙か罰金か…

やっとこさ第3弾『グータラ猫のウラジオ日記』がやってまいりました。もうウラジオもすっかり寒くなって、つい最近はマイナス9度くらいでした。それでもロシアではまだ暖かい方かもしれません。私も寒さから外へ出るのがおっくうで、こんなとき『生協(COOP)』でもあればと思います。はあ・・・買い物は面倒です。

そんなこんなで、私のウラジオの生活もまあまあうまくいっている(!?)のですが、つい最近『罰金』を取られてしまいました。何故か?それは寮でお酒を飲んだから。それを警察に見られたから。寮の廊下の壁に『ハセガワサトコ(キョウシ)バッキン デス。』と張り紙がありました。そして、あと一回で退寮になるらしい。えええええええ!!??

おかしい。おかしすぎる。このアルコール大国ロシアで酒を飲んではいけないなど不可能に近いじゃあないですか。そう、おいっ、私を検挙した警察!キミは家で、お酒を飲まないのか?若者時代、友と酒を酌み交わしながらすばらしい青春時代を送らなかったのか?と、言いたい!!
でも確かに『寮での飲酒禁止』という規則はあるから、まあしょうがないのでしょう。でもこの頃の寮はちょっと厳しい・・・。

その他、つい最近ウラジオはどんどん市の建物やら道路やらが修理されています。しかもものすごいスピードで!
なにやら来年ウラジオストクで『サミット』やらを開きたい(注意:希望です)らしい。
だから本当にどんどん教会も再建されていって街が綺麗になっているのですが、ちょっと怪しいもんがあります。警察に取られた私の罰金がこの修理費に使われているのではなかろうか・・・と。警察の取締りが厳しくなったとともに、いきなりの『サミットを開きたい(注意:あくまで希望です)』発言。ぬう、私の500ルーブル。なにやらウラジオストクに住んで、疑い深い性格になったようです。だから私とこれから、知り合いになる人は気をつけて下さい。疑ってかかりますからね~。でも『サミット』もいいけど、それよりもお年寄りの年金を上げてあげたらいいのに・・・と思います。それだったら、罰金だって喜んでお支払いしますのに。

ああ、気づけば雪が降って来ました。・・・と書いたらロマンチックなのですが、相変わらず窓から見える景色は建設中の図書館とそこで働く北朝鮮の労働者。おっと話は脱線して、つい最近、私の友達(日本人)が北朝鮮人にナンパされたそうです。
ナンパな北朝鮮人『ねぇねぇ君さ、可愛いね~、どこいくの?俺そこの現場で働いてるんだけどぉ~。ちょっと、そこのコンテナで一緒にキムチようぜ。』
こんな感じだったそうです。まあ、『一緒にキムチようぜ。』は勝手に私が考えて付け足したんですけど、ちょっとウケますよね。くす。
きっと、街を急ピッチで修復しているため、北朝鮮からの労働者もかなり増えているのでしょう。私も早くナンパな北朝鮮人に出会いたいです。ダブロパジャーラバチ☆

本当に、ウラジオに住んでいると様々なことがあります。日本に住んでいたら絶対考えられないこと(ただ静かに酒を飲んでいただけなのに罰金・オファーもないのにサミットのため街を修復し始める・ナンパな北朝鮮人・等)が起こるから、おもしろいといえばおもしろいですよね。これからも何かあるのかな~っと考えると、あと1年半(予定)ここに住むのも悪くないと思うのは私が限りなくプラス思考だからでしょう。いいいことだ。

ということで、今回も私の独断と偏見で書かせていただきました。これで本当に『サミット』が開かれたらすごいな~。その前に、私が飲酒で退寮になってロシア追放!でてけー!! なんてこともありえるかもしれませんね。そうならないように気をつけます。

ではでは、次項『グータラ日記』をお楽しみに~。
gutara0612.jpg2006年12月8日
極東大学 寮にて 

極東国立総合大学附属東洋学大学 日本語講師 長谷川里子

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2006年11月17日

グータラ猫のウラジオ日記 2 アニメの芸術!?

先日、大学の事務室でのこと。秘書のイーラさんが、なにやら見たこともない学生らしき女の子と話していました。そしてイーラさんは私を指差し、
『彼女が日本人よ、聞いてみたら。』 
(私!?なにかしら・・・、ロシア語はできないわよ。)
と、思っていたら案の定、その学生らしき女の子はベラベラのロシア語で話しかけてきました。いつもならやさしく訳してくれる先生方もなぜかその日は知らんぷり。
OK OK。今まであまりにも先生方に頼りすぎていたんです。今回は自分の力で会話するぞ!!女学生(昔風)よ、何でも尋ねるがいい!
女学生『ペーラペラペラ・・アニメの芸術を教えて下さい。』
私  『ええっ、・・・アニメのゲイジュツですか!?』
女学生『はい、そうです。アニメの芸術。』
・・・アニメに芸術があるのか!?
女学生『ペーラペラペラ・・そのほか漫画というものはいつ世に現れたのか・・。』
私  『!?!?』
・・・知らね~
女学生『漫画とは、アニメとはなにか!?言葉の由来なども知りたいです。』
私  『・・・あのう、専門家じゃないんで分からないです。ごめんね。』
女学生『いえ、知ってる限りで、本当に大体でいいです。』
大体って言われても・・・知らんがな。日本人のみなさん、彼女の質問に誰か答えられますか?特に『アニメの芸術』。日本語でもさっぱりです。『芸術としてのアニメ』と訳した方がいいのでしょうか、どちらにしてもチンプンカンプンです。
それにしてもロシアでは、ずいぶんと『アニメブーム』だと感じます。アニメの他に、『ビジュアル系バンド』も、流行ってきています。例えば 「ラルク・アン・シェル」「マリスミゼル(特にGackt)」「Xジャパン(特にhide)」など。つい最近はナイトクラブで『コスプレパーティー&ジャパニーズロック』や『変態アニメパーティー』などという訳の分からぬ催し物があったりします。勝手に日本のイメージをどんどんよく分からぬ方向に持っていかないでくれと思ったりしますが、ロシア人の方にとっては新鮮なのでしょうね。
 そんなこんなで、その「アニメ・漫画とはなんぞや」というのを私が家で調べて、彼女とは二日後に会うことになりました。
                 二日後
ロシア人先生『あっ、長谷川先生、テレビ局が来てスタンバイしてますよー。』
私     『は?テレビ局ですか、知りませんね~。』
ロシア人先生『ん?でも長谷川先生にアニメのことを聞くって。』
私     『ええ!?アニメですか!?ああ、あー!!!えー!!!あー。アニメねー。』
ロシア人先生『もー、先生有名人ですねー!』
私   『あーんー、そーですねー!テレビ局かー、ふーん、そうでしたかー。』

ハハハハ。そうでしたか、彼女はテレビ局の人間だったんですね。困りました。私は彼女のためにアニメについて詳しく書いてあるインターネットサイトのアドレスだけ調べて来ただけでした。事務室に行ったら、あの女学生らしき、実はインタビュアーの女性がマイクを持って立っていました。
私 『ごめんなさい、実はあなたがテレビ局の人だと知らなくて、だから私自身はアニメ
について何も調べてなくて、これ、ここのサイトに色々書いてあるから、これ見て
ね!撮影はかんべんしてね(芸能人か!)。』
実はインタビュアーの女『そんな、せっかく来たのに困ります。一分でいいからお願い!
アニメの芸術についてざっくばらんにほんの少しでいいから。』
・・・だ~か~ら、普通の日本人はその『アニメの芸術』がわからんっちゅーの!
そんなアワアワした状況の中、秘書のイーラさんは、わざわざ授業の始まりを待っている
学生たちに『長谷川先生はテレビ撮影があるからちょっと遅れていきます。』と伝えに行き、
もう逃げられない私は、撮影の了解をせざるを得なくなりました。昨日、サイトのアドレ
スを見つけたとき、少しだけ覗いたので、なんとか答えてあげましょう。よし来い!
インタビュアー『漫画はいつごろ現れたのですか?』
私 『平安時代にそれらしきものが現れたそうです。本格的に漫画というものが定着した
のは昭和です。』
インタビュアー『漫画というのは、もともとどういう意味ですか。』
私 『知りません。』
インタビュアー『分かりました。どうもありがとうございます。』
 
え?これでいいの?ってくらい簡単に終わってしまいました。つまり、日本人の映像が欲しかったのね、なーんだ。じゃあ中国人でもいいじゃん!

インタビュアー『ありがとう!土曜の夕方5時にあなたの映像が入るから見てね!』

ははは・・・見ませんよ。インタビューだって分かっていたらもっと美しい格好をしたのに、いつもよりもっと髪のカールを強くかけたのに。赤いルージュさえ引いて行ったのに!!
それよりも、彼女が知りたがっていた「アニメの芸術」とやらはどこにいったのやら、また、「アニメの芸術」とは何か答えられる人がいたら、逆に私がインタビューしたいものです。でも、もし答えるとしたら宮崎駿とか、ああ言う映像の細かさや、ゲームソフトの「ファイナルファンタジー」なども、バーチャルの世界ながらあそこまで生の人間の動きに近づくと、「芸術」にふさわしいのでしょうね。ああ!今、思いついた!こういうのを言えばよかったんですね。残念・・・。

さあっ、みなさんも、一度「アニメの芸術」とやらを考えてみてください。それでもって、答えが出た人はコメントに書いてください。これからのアニメ好きロシア人対策の参考にさせていただきます。
でわでわ 今日はここまで。にゃ~ろめ!
2006年11月12日 極東大学 寮にて

極東国立総合大学附属東洋学大学 日本語講師 長谷川里子

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2006年10月25日

グータラ猫のウラジオ日記

 今回からウラジオストクで日本語講師をしている長谷川里子さんの連載が始まります。
 長谷川さんは青森県出身、地元の短大を卒業後、ロシア極東国立総合大学函館校ロシア語科で学び、現在に至ります。
 彼女の日常を通して見えるロシア、そして日本。楽しい話題がたくさん登場します。どうぞお楽しみに!
    *   *   *   *   *   *

ウラジオストクに住み始めてもう1年と数ヶ月がたちました。
私は、今『日本語講師』として極東国立総合大学付属東洋大学日本学部(長い!!)で働いています。いや、これは働いていると言ってもいいのだろうか!?ううーん。たぶん『勉強している・研修している』という方がしっくりきますね。あまり、働いている感はありません。
経験のない私にとって日々勉強なのです!! なんて、そんな偉そうなこともいえませんけど、何とか1年間やってこられたわけです。優しいロシア人学生と素敵な先生方に囲まれて私ったら本当にラッキー!!

とゆうことで、ただいま2年目を経験しているわけなのですが、今学期から中級のほかに初級(つまり1学年)の会話の授業もやらされて・・じゃなくて、させていただいてます。あ、言い忘れましたが、私のロシア語は初級レベルです。つまり、授業はすべて『日本語』で行っています。私のロシア語を授業で使ったりしたら、あらあらもうもう、学級崩壊ですよ。ちょっとかっこいい言葉で『直接法』って言うんですけどね。ふふふ。もっとかっこよく言えば、『ネイティブだからこそできる目標言語習得!!』。とにかく、ロシア語は使わず、説明もすべて日本語だけなのです。

しかしながら、何も知らない初級学習者に対して、目標言語(今の場合日本語)だけで授業を進めていくことは、至難の業なのです。そこで私たち日本語教師はどうするかというと、『画家』または『超オーバーリアクションアメリカ人』になるのです、たぶん。言葉で理解できないなら見て理解してくれという私の切なる願いなのです。絵を描いたり、身振り手振りで説明したり。昔、短大の時の教授が『教師は女優よぉっ!!』と豪語していたことを思い出します。だから、初級の授業も授業準備も本当に疲れてしまいます。これで、少しでもアメリカ人のように鼻が高くなってくれたらいいのに・・・。

そんなこんなで、結構日本語を教えるのも大変なのです・・・。日本人なのに実は全然日本語を分かってなかったりします。例えば『山に行く』『山へ行く』の違いがわかりますか?『に』と『へ』の違いですけど、よくこんな質問をされます。私たち日本人にとってはどちらも同じじゃないかと思うんですけど、ちゃんと違いがあるんです。ま・結局は会話になっちゃえば同じなんですけどね(とてもテキトー)、はっはっは!

もう本当に、たくさんの出来事がありすぎて文章に収めきれないのですが、これから時間があるだけ書き留めていこうと思います。まずは今回1回目・・・つまらない事ばかりですが第2回目、第3回目、第20回目が終わったら、エッセイにして出版しようかな~(笑)。
そんなもくろみもかねて、これからどうぞよろしくお願いします。

ではでは。  

2006年10月19日

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