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2010年01月29日

ロシアの缶詰

 サハリンの缶詰をいただきました。サケマスのラグー(煮込み)やコンブのイカのサラダなど、中身は様々です。


 これが米原万里さんの著書で有名な“ЗАВТРАК ТУРИСТА”、「旅行者の朝食」です。この缶は魚ベース。非常にまずいものとして書かれていますが、値段が安いので、ソ連時代に学生だったうちの先生方も、この缶詰にはずいぶん助けられたとか。今となっては懐かしいもののようです。


 そしてこれはなんと、イソギンチャクの缶詰!
 トマトソースで、コンブと野菜が入っていると書いてあります。イソギンチャクなんて、どんな味なのか想像もつかないと思って先生に聞いてみたら、「ナマコと一緒ですよ」と言われました。
 そう言えば中国では、かつてウラジオストクのことをハイシェンウェイ、“ナマコの入江”と呼んだとか。ロシア人はナマコを焼いたり、サリャンカ(スープ)にして食べるそうです。

日本にいながらロシアの大学へ!ロシア極東連邦総合大学函館校
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