2005年06月09日

●ラニェーフスカヤ(第5回)

В ее паспорте значилось: «Фаина Григорьевна Раневская», но в жизни ее чаще всего называли Фаиной Георгивной Раневской. И устно, и письменно,
- Почему?
- Вот уж никогда не задумывалась над этим! Называют и называют – какая разница как! – ответила Раневская, а потом добавила: - Может, мне хотят польстить? Ведь Гришка – Отрепьева, а Георгий – Победоносец!
*может = может быть
訳)彼女のパスポートにはファイーナ・グリゴーリエヴナ・ラニェーフスカヤとあるが、実生活ではよくファイーナ・ゲオールギエヴナ・ラニェーフスカヤと呼ばれた。
「どうして?」
「そんなこと考えたこともなかったわ。呼ばれるのは呼ばれるからよ。どんな違いがあるっていうの。」とラニェーフスカヤは答えます。その後つけ加えて、「ひょっとしたら、ごまをすってくれてるのかも。だって、グリゴーリエヴナはグリーシャ(グリゴーリーの蔑称で、歴史上では17世紀の偽ドミートリーДимитрий Самозванец、いわば天一坊のスケールを大きくしたものを指す)を連想させるけど、ゲオールギエヴナなら、聖ゲオールギーとなるもの(モスクワ市の旗にもあるように竜退治で竜を踏んづけている)。

Posted by ruspie at 2005年06月09日 05:31
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