めるのロシア日記 調子悪くてあたりまえ

ウラジオストック風景

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2010年1月2日(土) 『続・運命の皮肉』は地方在住者にお勧め

30年以上もロシアの大晦日に必ずテレビ放映される国民的年越し映画、
『運命の皮肉(Ирония судьбы, или С легким паром!)』

 ←2人が元祖ジェーニャとナージャ

国際宇宙ステーションでも大晦日に観られているという、1975年のこの映画、
2006年に日本語字幕のDVDが発売され、ちょっとした話題になりましたね。

2007年には『続・運命の皮肉(Ирония судьбы.Продолжение)』がロシアで公開され、
30年後、あの2人がどうなったのかわかったはずなのですが・・・・
ちょうどそのとき日本にいて、観ていなかったんです。
ロシアに帰ってからも観る機会がなく、やっと今年の正月に観れましたワ、
31日・元旦と、一作目・二作目を連続でテレビ放映したんです。
(多分去年もかな。きっとこれからも毎年やるはず)

 ←この2人がジェーニャの息子コースチャと母ナージャの娘、同名ナージャ

続編は日本発売されていないので、ネタバレもなにもないですが、
結局ジェーニャとナージャの2人は結婚せず、それぞれの元の鞘に収まって結婚、
ジェーニャには男の子コースチャ、ナージャには女の子ナージャが生まれたけど結婚生活は破綻。
今度はこの子供2人がまた同じアパートで大晦日に出会って恋に落ちたと思ったら、
両親(ジェーニャと母ナージャ)までがまたまたアパートで再会、
親子共々・・・というストーリー。

スポンサーの、携帯電話(ビーライン)やトヨタがロシアで生産しているカムリが
必要以上に登場してうるさいカンジはあります。
しかしなにより私の気を引いたのは、
母ナージャが結婚した元鞘恋人であり娘ナージャの父イッポリートに相当する、
娘ナージャの恋人イラクリが、ウラジオストク出身という設定。

 セルゲイ・ベズルコフがイラクリ役

携帯電話会社のマネージャで、やり手でスマートなんだけどいつも仕事に振り回されている。
そんな彼は大晦日、ナージャにプロポーズしようとするけど、とんだ迷惑男、コースチャが現れ結局振られてしまうのだ。
そう、恋に破れて故郷ウラジオに帰るのであります。



ジェーニャにプロポーズしようとする場面で、
「ちょっと急ぎすぎだと思うけどウラジオは時間が8時間進んでいるから」とか、いいですね。



タクシーの女性運転手に、
ウラジオから1人で出てきてがむしゃらに頑張ったけど淋しさがつのったというような泣きを入れるとこは、ありきたり。
最後に、
このさんざんな夜を早く終りにしたい、どこが昼だろうかと通りすがりの親子の母親にたずね、
わからないけど・・・たぶん、ウラジオストク?と言われて、
帰る、ウラジオに。と言うところでは、よし、帰ってこい!モスクワ女やサンクト男なんか糞喰らえじゃ!
と、こぶしに力が入ってしまいました。
この場面、映画館では拍手が起こったとおっちゃんが言ってましたよ(笑)

もうね、苦労してもおいしいところは中央に搾られてしまうという、
ウラジオストクツィの自虐的恨み節を吹出させるまことに良い映画でした。
地方在住者におすすめ。


『続・運命の皮肉』オフィシャルサイト


(本日の夕ゴハン)
大根と豚肉の炒め煮  海苔入りだし巻き、 白菜と切り昆布の浅漬け、 シジミの味噌汁

2010年1月1日(金) ウラジオストクは年男




新年あけましておめでとうございます!

2004年の元旦からスタートしたこのヘボ日記、なんと7年目に突入です。
マンネリ化した駄日記にもかかわらず、相変わらずご愛読下さっている皆様、
あなたは神です、感謝申し上げます。

あの頃はこのアパートに両親と同居していましたが、いま両親は新築戸建てに2回目の引越しをしようとしているところです。
更新は『ヘボいインターネットが繋がったとき』と言っていましたが、いまはとりあえず1MBです。
あの元旦に、私の下で寝ていたチャウチャウは新年の少し前に亡くなりました。

ところが、『両親とロシア語のような言語少しと身振り手振りで意志疎通しています』というのは変りません。
日記の更新は怠っていますが、
『ロシアに住むだけじゃロシア語ができるようにならない』を、日々更新中。
今年もどうぞ宜しくお願いいたします。

今年は虎年ですね。
ウラジオストク市の紋章は虎です。



しかも建市150周年に当たる今年はまさに年男!
なんで虎なのかというと、沿海地方にはアムール虎(ウスリートラ・シベリアンタイガー)という
絶滅しそうな虎が生息しておりまして、虎と一緒に絶滅しましょう、というわけです。

私の応援するウラのフットボールクラブ、『ルーチ・エネルギヤ』のマークも虎なんですけど、



先々シーズン、プレミアリーグから落ちちゃいました。
そんときクラブのマークを変えろと提案したんですが、変えなかったのでリーグ14位低迷、絶滅寸前です。

開拓地で軍港で、人の出入りが激しいこの虎の地に、める家は4代150年住んでいるプリモーリエツ。
既にナナイかウデゲかめる家かというところまできているのですが、
おっちゃんは一人っ子で我々は子なしなので絶滅確定。

虎が保護されてどんどん増えたらどうなるのかって?

そしたらウラジオ市は大繁栄、ルーチはCL優勝、める家では、
うーん・・・虎でも養子にするか。

※国際環境NGO・FoE Japanさん/ロシアタイガプログラム

2009年12月31日(木) 大晦日、嗚呼大晦日、大晦日。

相変わらず猛寒波です!

きのう強風で倒れちゃったツリーは解体されました。



 皆さんやれやれ。

そして新しいツリーを立てたはいいが・・・・

 なんか・・・・

「なんかなぁ、」
「サビシイカンジ。」 ←おっちゃん。

すごくサビシイです・・・・切られた樅がかわいそうなくらい。
それにどうも枝ぶりが変やなあ、とってクツケたような?と思っていたら、

 ←とってクツケてありました。

「・・・・・・・・・。」 ←しーん。

なんかもう、哀れすぎ。

でも今日は大晦日、そんな事に気をとられていてはゴハンの用意ができないのでしゃかりきでやりました、
これ持って両親の家に行かなければなりません。
今年は4つ。



何時頃両親の家へもって行くかなぁと思っていたところオカーサンから電話がはいり、
今日はスベータのダーチャで新年を迎えようと思うから、あんた達もよかったら来てというお誘い。
おっちゃんが、「うーん、ワタシはあそこあまり好きじゃないから行きたくナイデスネエ」というので、
「それはいいけど、両親と一緒と思ってたから、料理4つしか作ってないんよ」
「4つあれば十分じゃナイ?」というので、今年は自分たちのアパートで新年を迎えることにしました。

そういえば・・・2人だけの大晦日はロシアに来てはじめてやなー
ああ〜両親もやっと子離れしたかー
「オカーサンは新しい家のいろいろで頭いっぱいだも、正月の料理作るのメンドクサイんじゃないデスカ、
だから何か買ってスベータの家に行っちゃおうと」

大晦日恒例『運命の皮肉』を見ながらゴハンを食べて、
ツリーが倒れちゃった中央広場(革命戦士広場)にカウントダウンに出かけました。

 

すごくサビシイです。
ツリーもサビシイですけど、人もまばらで中国人と中央アジア人しかいないし。
大晦日のココに中国人と中央アジア人が多いのはいつものことなのですが、それにしても人がいない!!
ロシア人は数えるほどしかいませんでした。
「ロシア人はどこいっちゃったのカナ〜?」
「タイのビーチ。」

大晦日、嗚呼大晦日、大晦日。

コンサートもイベントもやってないし、花火もぽ〜〜ん、くらいしか上がってないし、
年末恒例ウクライナVSロシアのガス戦争もなかったし。
なんかとにかくサビシイカンジの中央広場で迎えた新年でした。

2009年12月30日(水) ツリーが倒れちゃった!

今日も猛寒波です。

きのうより風が強くて寒さひとしおッ!!
通風孔から風の音がきこえてきて震え上がっていたところ、
中央広場のクリスマスツリーが強風で倒れた!というニュースが目に飛び込んできました。

  ひええええーーー
  頭の玉ねぎが下向きになっとる

ありゃりゃ〜〜〜
きのう出かけたとき、新年カードに使おうと思ってツリーの写真を撮ったんやった〜
けど倒れてしもた;;;;

 きのうの姿

なんでもこのツリーはロシア最大だそうで、
高さは28m、重さは15トン。
値段は500万ルーブルってことは・・1千500万円くらい?
マジで?
不良品だったとか、土台の工事を手抜きしたらしいとか言ってますが、
それは、・・・ホンマやと思います;;;

だーいたいやねー、
ツリーに限らず公の金でなんか高価なもの買う時は、
そこに絡んでる役人が途中でかなりチョパってるんですねえ。
そんなことはロシア国民なら誰でも知っていること。

おっちゃんの職場にだって○×万ドルほどの装置が入ったけど
メーカーの人は△□万ドルで売ったっていってたし、
買えば買うほどボス(だけ)が儲かる仕組み。
念のために言うと使う人には裁量なんかぜ〜んぜんなく、カンケーありません。 ←おっちゃんとか。
ツリーじゃなくて市行政倒れろ。

さてツリーは、鉄骨の骨組みがグシャっと逝っちゃったので、
明日大晦日までに修理できるはずもなく、替わりのツリーを立てるそうです。

やれやれ。

  ←広場全体

2009年12月29日(火) すべり止め、私と彼女

ウラジオはただいま猛寒波であります。
こんな寒い冬はいままで経験した事がありません。

部屋でぬくぬくしていたいのですが、どーしても出かけなければならぬ用事があり、
出かけてしまいましたよ、マイナス22度ッ!!
バス亭で吹雪きに晒されていたら、気を失いそうになりました。
こんなところで凍死はいやです。

道はどこも凍っているので、
「ワターシに迷惑がかかるカラ転ばないでクレ」というオッサンの頼みもあり、
あんまりカッコがいいとはいえませんが靴にすべり止めをクツケて外出しています。



名前は『ユキダス』だす。
日本が誇るシューズケアメーカー、コロンブスさんの商品だす。
でも名前がちょっと・・・だす。

ついでに言うと、このほっこり系というかオバハン系の冬靴のソールは、
これまた日本が誇るシューズメーカー、月星さんの『スペランソール』です。

月星化成さん、今はムーンスターとかいうこじゃれた名前になってますが、
学校指定靴でお世話になった方も多いんじゃないでしょうか。
ケミカルシューズのダサ・・や、月星さんは技術開発に熱心で、
この氷上防滑スペランソールは氷上45度でも滑らないという売りです。

実はこのスペランソール、
オホーツク海の海底油田の採掘基地で滑らない安全な靴が欲しいというソ連の依頼で開発したものだそう。
ま、それにしても名前がちょっと・・・。
チッサイ声でもひとつ言うと・・・、滑ります。

もちろん妙齢のロシア美女もすべり止めをクツケていますよ。
バス待ちの女性も、ほら、

 氷にグサッ!!

2009年9月3日(木) カジュアルのユニクロ

どんより暗い日本経済の中で、気を吐いているユニクロさんですが、
来年の春、モスクワに出店するというニュースを見ました。

まあ、ウラジオのロシア人は誰もモスクワで買わないでしょうけど、
そのかわり日本で、今でもバカ買いです。
合言葉は“ドニチゲンテイ”

なんか・・・日本に行ったらまず新聞に入っているチラシを見て、
スーパーの日替わり特価品とか、催事とか、ユニクロの土日限定とかを走り回るんだそうです。
ウラジオ⇔日本の窓口になっている某都市の商店の人が言ってました。
すごいですね〜。

おっちゃんが、
「むかしユニクロで買ったBOLTのジャンパーまだ着テル!」というので、
昔のCMを思い出しました。

 こんなん(YouTube)や、

 こんなん(YouTube)です。


いや〜〜、いいですね、カジュアルの、ユニクロ。

2009年5月29日(金) 老犬虚に吠えず

我が家のトイレには、『これだけは知っておきたい!ことわざ辞典A』という本が置いてあり、
なんとなく手にとってみたら、



「これは・・・・・」
「アヌビス!」
 コレすね。

「勉強せんとこんなもん描いとるか。」
「ロウケンキョニホエズ。」  ←老犬虚に吠えず?
「あ゛?」
「年寄りの犬はムダに吠えないでアヌビスになるッ。」

なりません。


※一応、アヌビスとは

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