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2008年01月09日

14号 「ハムレット」に、感激する!

 07年12月9日モスクワ時間19時、モスクワ南西部にある小さくても熱い劇場舞台では、いよいよシェークスピア作「ハムレット」がはじまります。
 ロシアでも「ハムレット」を演じる俳優は、名優でありどのように表現していくのかは、その劇場の力量が現れると言われます。ユーゴザーパド劇場が世界へ進出した公演は1987年の「ハムレット」の衝撃の名舞台です。それは日本でも1990年に公演され、以来の熱いファンが大勢おいでです。残念ながら、私はそのころの彼らの劇場は知りませんからなにも語れません。が、今回はじめて観る彼らの「ハムレット」をすっごく楽しみにしています。

 2007年の私は「ハムレット」と、いくつかの縁があった年でした。
 2月、モスクワユーゴザーパド劇場の演出家ワレリー ベリャーコビッチ氏の来日を成田空港へ迎えにいきました。彼は兵庫県立ピッコロ劇場にて、「ハムレット」の演出のために来日。
 3月、ピッコロ劇場でベリャーコビッチ演出「ハムレット」を2度観劇。
 7月、膨大な蔵書の整理をために訪問したお宅で一番に目に飛び込んできたのが「ハムレット」ロシア語版でした。
 9月、その本たちの整理では、「ハムレット」を冠する貴重な蔵書が日本語英語露語などもたくさん有りました。
 11月、それら「ハムレット」が、我が家にやってきました。大事に読みたいものです。
 ところが、ユーゴザーパド劇場での「ハムレット」の鑑賞はいままで縁がなくって、今回がはじめてです。俳優シューラは「僕は『墓堀りの役。道化だね、出演時間は少しだけだよ」といつも言っていました。やっと観ることが許されることとなりました。

 2列目の中央の席にすわり開演を待ちます。満席で補助椅子席も、舞台に迫るほど両脇にびっしりです。暗い舞台に灯りが点ると、おお、シューラが門番役で出演です。「おっと最初から出演しているのですね」と、墓堀りが出演の後半までシューラに会えないかと思ったら、期待を裏切ってくれて、ほくほく。
 
 ベリャーコビッチ演出「ハムレット」の斬新な衣装。白と黒色を基調に、素材や飾りや硬軟や着方などの工夫で、場面ごとに大きな役割を持たせています。衣装デザイナーは、ユーゴザーパド劇場ベテラン女優が、絵を描き布を整えミシンも使い作ったものです。
 音楽も照明も、いつもながら場面が先にあるのか、それらが先にあるのか、ともにいっしょに生まれたのか、細部にも「ハムレット」のための魂が宿る音と光です。

 夢中で観劇。眠くはありません。それには秘密が……。そして、ここで日本人女性にお会いしました。 


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Comment on "14号 「ハムレット」に、感激する!"

こんにちは。
mixiの足跡から辿って、ここへやって参りました。

懐かしい、ヒーゴザーパド劇場の「ハムレット」
日本のパルコ劇場で観劇しました。
スポット照明の下で演じるヴィクトル・アヴィーロフの
ハムレットが本当に素敵で
ロシア語なんて全然分からなかったのですが
「ガムレット」と発音されるセリフ回しに
ウットリした覚えがあります。

ブログを拝見させていただいて、ちょっと懐かしくて
思わずコメントしました。

また、覗きに来ますね。

  •   SPUTNIK
  • 2008年09月26日 18:28

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