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2006年12月29日

**92号**なおも歩いて、宮殿広場と

 ~~5月13日夕方近く 晴れ サンクトペテルブルク中心街 ~~~~

 朝からたくさん、たくさん歩きました。もうこの勢いでもっと歩いてみましょう。

 ワシリー島とエルミターシュ美術館方面を結ぶ橋を渡り、美術館の前の「宮殿広場」をめざすことにしましょう。そうですね。40分くらいかしら?ネヴァ河を渡るときはさすがに寒いです。

 宮殿広場は世界中の観光客がその広さと美しさに惚れ惚れする場所です。私にもたくさんの思い出があります。物乞いの子どもたちに付きまとわれたこと。白夜に馬車に乗って1周したこと。寒くって滑ったことなどなど。
 9日の戦勝記念日にこの街に来て以来、気になってしかたがないものがあるのです。モスクワでもシューラが車のアンテナに飾ったりしていたし、街を歩く人たちが胸にも飾っていたのですが、そのときは気に留めなかったものですが。

 それはリボンです。勝利のリボンとでも呼ぶのでしょうか。これが欲しくなりました。でも、もう私の目には飛び込んできません。だから、この写真でガマンしましょう。
 黒い色と濃いオレンジ色の縞模様のリボンです。

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 戦勝記念日の日は、老若男女がそれぞれの飾り方でこのリボンを誇らしく体のどこかに飾っていました。


 宮殿広場を歩きながら、この街は、観光客を迎えながら古さと新しい生活スタイルとの戦いを人々が強いられていることも知りました。
 さきほど歩いてきたワシリー島。古い建物が並んでいます。旅人の目には、「まあ歴史ある美しい建物ですねえ」ですが、そこに住み続ける人々はいろんなメンテナンスにご苦労していることでしょう。それに観光客が乗っている大型バスがいっそう渋滞をつくり、観光客目当てのちょっと悪さを企てる人たちも集まって来ているし。
 世界中の観光地がかかえる同じ悩みでしょうが、とりわけロシアの国は観光政策が遅れているのですから。住民たちがこの街に生きていることを誇りに持って、観光客を喜んで迎えてくれるようでなければなりません。観光客を嫌う観光地となってほしくは、ありません。歩きながら観光客のひとりの私は考えていました。

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 ネフスキー通りに出て、有名な超大型デパートのゴースツヌイ・ドボールを覗いてみましょう。

 ここは1785年の建設、いったい何点の店が入っているのでしょうか。それはたくさん、たくさん入っています。1階は観光客用にロシア土産などもならんでいます。2階は衣料品などもあって、それは豊富な商品が陳列されています。別に買うものもないので、ウロウロしているとみつけてしまいました、大好きな帽子屋さん。夏用の軽い帽子をめちゃ安く買ってしまいました。

 さすがに疲れてしまって、地下鉄で帰ることとしましょう。いったいきょう一日で何キロ歩いたでしょうか…。


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