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2006年11月23日

**79号** ロシアアバンギャルドに惹かれる

~~~5月11日 午前 サンクトペテルブルク・ロシア美術館にて~~~

 美術館の前の庭は、こちらでは早咲きのチューリップがきれいに咲いています。ライオンの銅像は、日本では、あるデパート前やあるマンション前に鎮座していますが、こちらでは、街のあちこちにおいでです。美術館の前にも、たぶん雌雄だろうと思われるライオン像が、私たちを歓迎してくれました。

 エレナは、ロシアやヨーロッパ絵画の専門家学芸員でもあり、ご自分も絵を描く人だから、詳しい。一緒に歩いていると「あれを見なさい」「これは素晴らしい」「あっちへ行くと良い」などのアドバイスがたくさんあります。

 そんなエレナに質問をしました。
 「額と絵画の関係はいかに?」
 
 「いろんなパターンがあります。まず絵があって、その絵を飾りたい人や買った人が好みで額を選ぶ場合もある。また、この額があるから絵を描いてくれとの、注文もある。絵描きが額を気に入らない場合もあるだろう。額が変わっていく場合もある。1枚の絵を額を変えていくと、どんな印象となるかの研究もある。絵と額の関係はおもしろいものですよ」。

 いくつかの展示を回っていると、ロシアアバンギャルドの展示室へ入りました。いや~これはしびれます。パベル フィローノフ や カジミル マレビッチ など、惹かれてしまい、見入ってしまいます。
 ロシアアバンギャルドについて、ご参考になるかと思われるこちらをぜひクリックしてください。

 エレナは笑います。「私は彼らの絵は、頭が痛くなってくる。どうして、あのように描くのかしら。でも、好きな人が多いわね」。

 心いっぱいに満足して、「仕事があってね。後でまた会いましょう」と言う、エレナと別れて、SP Walker さんと私は、あるところへご用に出かけました。大渋滞中のネフスキー通りを、ワゴン車の乗り合いバスに乗って、旅行会社へ私の滞在証明をもらいに行きます。


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