2006年11月20日
**76号** 白夜のはじまりのころ
==5月10日夜、サンクトペテルブルクにて ===
長編オペラ「ボリスゴドノフ」を全編見終えると午後11時を過ぎると知って、ちょっと驚くと同時に、やはり疲れてきました。朝の地下鉄騒動、メンシコフ宮殿見学、急ぎ足劇場行きなど、きょうもたくさん歩きましたもの。
2幕が終わったところで、途中退場です。午後10時前だったでしょうか。まだ明るい空です。でも終演の午後11時過ぎは暗くなります。やはり夜は夜なので、無理はしたくありません。「せっかくだから」と言う貧乏根性もありましたが、ここはきっぱりと劇場を後にしました。
ガリーナホテルまでは、歩いて20分もかかりません。が、やや疲れていたのでしょうか、道を1本間違えて思わぬ遠回りです。外はほんのりと暗くなってきました。ガリーナホテルの重いドアを開けたら、さすがにくたくたでした。
約束どおりにジーマに電話しました。
「いま、ホテルに戻りました。『ボリスゴドノフ』ありがとうございます」
「おお、無事に戻ったね。明日は博物館にまた来てくださいよ。おやすみなさい」とジーマ。
熱いお茶を飲んでホッとして、明日の予定をひとり確認です。明日(11日)は、サンクトペテルブルク在のF・Takashiさんに会う約束をしてあります。いっしょに民族学博物館のエレナに会って、できればカーチャに会いたいと思っているのです。
充実した一日でした。明日も良い日でありますように……。
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