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2006年10月24日

** 65号 ** エルミタージュ美術館のまえで

~~~5月9日 午後、サンクトペテルブルク・エルミタージュ美術館前~~~~

 戦勝記念日の集会のために、エルミタージュ美術館の宮殿広場は、閉鎖されています。だから、広場のまわりの柵囲い周辺は、人だらけ……。オレクとはぐれないように、気をつけて、「ジーマと待ち合わせの、美術館前」に行きます。

 ネヴァ河の風をおおいに感じながら、美術館の入退場口でしょうか、人ごみのなかでジーマたちを探している、オレクと私です。

 と、いました!!半そで姿のジーマ、赤い可愛いジャケット姿の美人のジェーニヤ、そしてふたりの愛息サーシャは乳母車の中で泣いています。

 「ジーマ!」と大きな声で呼ぶと、彼らも気が付いてくれて、わずか4ヶ月ぶりの再会にみんなで大喜びしました。サーシャが大きくなって、ジーマはパパらしくなって、ジェーニヤはますます美しくって。彼らの先輩であり、親友でもあるオレクもまた大喜びです。

 ジーマの自宅は、このネヴァ河シュミット中尉橋の近くですから、エルミタージュ美術館までは歩いて30分くらいかしら。あのエルミタージュ美術館に徒歩で行くことができ、赤ちゃんの乳母車を押しながら、家族そろっての散歩コースが、世界的超有名美術館前とは……、どういう幸せものたちでしょうか!

             
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 ジェーニヤは「いまからお芝居を観に行くから。また、会いましょうね」と、すぐにどこかへ行ってしまいました。ジーマがサーシャの乳母車を押して、オレクと私。
 私たち4人は、ネフスキー通りで「戦勝記念日パレード」を見ることとしました。

 オレクが生後10ヶ月のサーシャに言っています。
 「サーシャは生まれてはじめてのパレード見学だね。良かったねえ。サンクトペテルブルクに生まれたのだから、しっかりと見なさいよ」と。


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