2006年10月14日
** 62号 ** 運河に沿って
~~~5月9日 サンクトペテルブルク フォンタンカ運河沿い ~~~
サンクトペテルブルクの街の匂いは、モスクワとは明らかに違います。どこかに潮の匂いと、水の匂いがしています。モスクワはあまりにも排気ガス臭くって、嫌な匂いですから、違いは大きいです。でも、サンクトペテルブルクも車は多くって、どんどん排気ガスくさくなっているし、もっとひどくなっていくでしょう。
オレク リシェンコ 民族学博士は大学教授でもあり、超多忙な方です。ロシア国内はもちろん各国への調査研究活動の出張などが多く、その前後の準備も膨大な仕事量になっていると、言います。この時も、トルコへの調査活動に出かける寸前だったのですね。

急にオレクの携帯がかかってくるようになり、私は、運河の岸の柵にもたれて、しばらく彼の電話を待っているだけとなりました。
運河には魚が群れています。網をもってきたら、それこそ一網打尽が味わえると、見ていました。
運河を見ながら歩くときは、足元要注意です。歩道に、急に穴が開いていたり、レンガが壊れていたりします。転びそうになりました。
運河を見ていたら、後ろから声をかけられました。「すみません、○▽◇×はどこですか?」とロシア語で、背の高い男性です。「ごめんなさいね。私はわかりません」と、応えると、にこっと笑って彼は行きました。こちらに住んでいる人ではないな、とは直感で思ったのですが。
オレクの電話が終わって、彼が言うには…。
「トルコ行きの準備のために、明日会う人がいるから。ナターシャが準備をしてくれた」らしい。ナターシャってだれ?まあ、私には直接関係のない話しだから。



ネフスキー通りまで戻ってきたら、通りは記念日の雰囲気が一層盛り上がっています。パレードの準備が少しずつ始まっているのでしょうか。
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