2006年10月08日
** 60号 ** ロッシ通りの美しさ
~~~5月9日 午後、サンクトペテルブルクの街歩きから~~~~
59号のつづきです。
アレクサンドリー劇場の後ろというか裏側へ回ります。ロッシ通りと呼ばれる、サンクトペテルブルクでも古く一番美しい通りといわれるところです。
オレクは「ここに立ってみてごらん、一番美しいのはこの位置からだよ」。
なんだかとてもうれしそうなオレクです。自分の生まれ育った街を誇りに思い、その中でも美しいといわれる場所に、日本人女性を案内するのは、さぞやうれしいことでしょう。
万博のとき、私も体験しましたもの。名古屋だけでなく、京都や奈良、伊勢志摩をご案内して、私はとてもうれしかったから、オレクの気持ちが手に取るようにわかります。
さて、目の前の通りは、建築家カルル ロッシさんが、相当に力をこめて作り上げた建物群にはさまれた通りです。
ロッシ建築群は、この歴史ある街でいくつも見ることができます。エルミタージュ美術館の広場に立って、美術館を背にすると目の前にある、黄色の半円形の壮大な建物=参謀本部も彼の建築です。あまりにも横に広がって、どこがはじまりで、どこが終わりかわからない建物です。
私がいつか入ってみたい、先ほど正面をみてきたアレクサンドリー劇場。ロシア美術館ほか、ロッシ建築物は、サンクトペテルブルクを歩く私たちの目にいくつか入ってきているのです。
ロッシ通り、舞台美術のようで、いまから楽しい芝居がはじまるみたいです。美しいバレエかもしれません。こんなに美しい広がりのある空間を街の中につくってしまったロッシさんは、きっと楽しくおもしろく仕事をしていたのだろうと確信します。

この計算されつくした広がりの美しさ、この位置が「一番美しい位置だ」そうだが、うまく写真に撮れないのが悔しいかぎり。正面が、アレクサンドリー劇場で、右側は、ロシアバレエの殿堂ワガーノワバレエ学校です。

ロッシ通りでアレクサンドリー劇場を背にして。この位置の写真はあまり発表されていませんね。奥の丸い小さい広場が下の写真の撮影位置です。

建物が横に長く、丸い屋根のトンネルであちら側にぬけることができるのが、サンクトペテルブルクの建物の特徴と、オレクが教えてくれます。小さな丸屋根トンネルのむこうには、先ほど行ってきたカザン聖堂の屋根が見えて、この位置もとても美しく、し私はずっと立っていたかった場所です。
なんども書いていますが、5月9日、祝日のこの街は、車は少なく、歩いている人が多く、かなりぼんやり街を歩いていても、大丈夫です。が、後日ここをまた歩いて、びっくり仰天しました。平日はここ、ものすごく車が多い場所です。路上駐車の間を通り抜け、道を渡るのは、命がけ!!でした。
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