2006年09月12日
** 56号 **花咲く カザン聖堂
~~~5月9日 サンクトペテルブルク カザン聖堂へ~~~~
カザン聖堂、まだサンクトペテルブルクを訪問されていない方も、きっとどこかで写真などでご覧になったことがあると思います。
にぎわうネフスキー大通りに、両手を広げて包み込んでくれるような、でもどこか高尚な気高い気配も感じる黒茶色の寺院、カザン聖堂です。
「カザン聖堂」のHPの写真集をどうぞ、ご覧ください。 リンク先HPは、毎日更新されているようで、その時間中は「つながりません」です。
▽ ▽ ▽
朝兼昼食で満足して、「さあ、歩きましょう。では、最初は目の前のあのカザン聖堂へ」と、オレクと、ネフスキー通りを渡ります。さあ、オレク歴史民族学博士の出番です。
もう何度も目にしていて、かなり近づいてもいるのに、いままでカザン聖堂内に入る機会はありませんでした。
並ぶ回廊の柱群の均整のとれた美しさに圧倒される。当然、ロシア語で説明をどんどんしてくれるオレク。ううむ、ロシア語の理解チカラが欲しい。特にこの回廊を建築美で説明してくれています。
柱の溝彫りも美しいのですが、上を飾るアカンサスの葉の彫刻群もこれまた盛りが大きくて、なんとも美しいこと。
堂内は撮影禁止です。ロシア正教徒たちの祈りの場所は、静かにそっと堂内へ入れさせていただく気持ちで。まあ、一歩入って、その美しさにまたまた圧倒されて、なにをどう見たらよいのかさえわからなくなりました。
天井に花が咲いているのです。壁にも咲いていた記憶です。花?これ、アカンサスの花を模しているのでしょうか?

↑この写真は、聖堂の外側の中心上部に飾られているイコンと周りの彫刻群です。私たちには菊の花に見える多花弁の花、アカンサスの花かな?ここでは大きくデザインされていますが、堂内ではもっと小さく、デザインされた升目の中にひとつずつ入って、それが天井を覆っています。だからでしょうか、どこかちょっとだけ東洋の香りもして、私には、「うむロシア正教会かな?それとも、奈良のお寺かな?」と迷わせてくれるような気持ちでした。
そして、この写真からもお分かりいただけるかと思いますが、植物群がたくさん彫り込められています。
だから、カザン聖堂は、花咲いている聖堂と写りました。
オレクは、「ソ連時代は教会ではなかった。とてもひどいものだった。いまは、復活してきたからね。ほら、こんなに人が集まって、あちらにあるイコンはとても貴重なものだよ」。と、こんなことをおっしゃったようです。その貴重なイコンには近づくことはできませんでした。
ただただ圧倒される美しさに翻弄されていました。花咲くカザン聖堂へは、次回も訪問させていただきます。そのときは、ろうそくをお供えさせていただきます。
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はじめまして。カザン聖堂の写真をみると昨年の9月に母と初めてロシア旅行に行ったときの事を思い出します。サンクト・ペテルブルグでなんどもその前をバスで通りかかり、車窓から撮った写真が何枚もあります(笑)。美しい建物ですよね。
きじねこさん、こんにちは。
サンクトペテルブルクの旅の思い出の場所は、それはたくさんあることでしょう。あの街は、どこをみても、写真に収めても、旅の記念となる街ですね。
教会群は、どんどん修復されて、ずっと以前の輝きを取り戻そうとしています。その“復活”の力の偉大さに、改めて驚きます。人間の力です。
次回、サンクトペテルブルクへ行かれたときには、ぜひ、カザン聖堂内で、天井に咲く花を見てきてくださいね。ここでも人間の力を見ることができます。
私の旅のサンクトペテルブルク編は、旅の思い出を、他にはない視点でのレポとしたいと、思っておりますので、これからもよろしくお願いいたします。