2006年08月28日
**49号** 早朝のモスクワ おまわりに怒 1
~~~~5月9日 早朝のモスクワ ~~~~~
昨夕のことを少しご報告しておきましょう。
ワインを少しいただいたら、もう眠くってたまりません。あんなに空腹だったのに、あまり食がすすみません。なのに、シューラもみなさんも「さあ、もっと飲みなさい」「ほら、もっと食べなきゃ」と、すすめます。もうタイヘンです。
しかし、どうも気分がさえないのでシューラに伝えました。「わかった、じゃあホテルへ送っていくから」。その言葉でちょっと安心と、とても申し訳ない気持ちでシューラの家族とは早めにお別れです。
またすぐに会えそうだから、別れのあいさつではなく、「また、明日ね」と言って、笑顔で再会を誓ってきました。
車に乗り込んですぐ、「明日は空港へ送っていくから、朝6時、ホテルの前に荷物を持って待っていなさい」と、シューラ。
「いいえ、いいです。朝早いから、タクシーで行くから」。
「出迎えに行ったら、送っていくのがロシアの決まり。朝6時だよ。遅れないで」。
もう眠くってたまらず、ホテルの部屋にもどるなりすぐに眠ってしまいました。
「荷物はトランクに入っていれば良いから、朝、全部片付けよう」と決めて、なにもかもそのままで、まるで死んだように眠ったようです。でも、生きていたので、早朝5時前に目覚めて「ああ、よく眠った」と満足して、「さあ、片付け、荷物つくりだ!!」と一気に荷物を作ったら、約束の6時は、すぐやってきました。
○ ○ ○ ○ ○
9日、きょうはロシアはとっても大事な記念日で休日です。「戦勝記念日」です。町は静かです。驚くほどの静けさです。早朝ということもあるでしょうが、車がほとんど居ません。サンクトペテルブルクへの飛行機は、モスクワ・シェレメチボ第2空港を午前8時15分の出発です。
ホテルの外へトランクを出して、顔をあげるとシューラの車がやってきました。
「おはよう!どうだい?頭痛は治ったかな?」
「もう大丈夫、昨夜はごめんなさい」
シューラは荷物も私も車へ押し込むようにいれると、「朝だから車は少ないが、空港は込むから、すぐ出発だ」。国内線空港へ急ぎます。
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車は静かな道をブンブン飛ばします。
道はどこまでも続いています。
道案内の看板も、CM看板も面白いです。
と、シューラ車を止めます。
「ちょっと待って。あれ??地図を見なくちゃあ」。
もう、何度も通っているはずなのに、どうも道に自信がない模様です。地図帳を見て、あたりの景色を見て、ハンドルを取ったかと思ったら、Uターンをしました。あれ??
少し戻って、住宅街の中でまたUターンです。と、目の前に止まっているパトカーがいます。住宅街のT字路みたいなところで、ひとりのおまりさん(仮にA)が外にいて、もうひとり(仮にK)がパト運転席にいて、止まっているのです。と、Aが、手を振りました。シューラは静かに止まりました。そして、静かに車を降りました。それがあまりにも静かなので、私はてっきり、「ああ、道を聞きに行くのね」と思ったのです。
と、シューラは、パトに乗るようにAに指図されているように見えます。Aは、私をちらりと見ました。
シューラはKの隣助手席、後部座席にAも乗り込んでいます。シューラはなにやらおまわりさんに拿捕されてしまったもようです。が、実のところ私には様子がさっぱりわかりません。
エッ~~~、私はサンクトペテルブルク行き飛行機に乗れるのでしょうか?
シューラは無事にここへ戻ってきて、運転ができるのでしょうか?
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