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2006年08月13日

56号 歌舞伎座で歌舞伎

 8月13日の日曜日は、東京歌舞伎座で、あるロシア人ご夫妻と歌舞伎鑑賞の予定をしておりました。友人たちとともに、「きっと楽しい日曜日」とこの日を待っていたのですが、ロシア人ご夫妻が「仕事のおつきあいでどうしても、動けない」とかで、ごいっしょできなくなりました。
 とても残念です。歌舞伎関係ロシア語を調べたりしていたのですが…。

 せっかく買った切符ですから、日本人だけで楽しみました。

 いやあ、面白かったこと!! いよっぉ 成駒屋 !!

 ロシアの演劇やバレエとの違いはなにかな?
 また、おなじところはどこかな?
 そんな見方で楽しんでおりました。

 空と地ですか。バレエはより高く飛ぶことが美しく、日本舞踊は、地を踏むことが美しい。
 バレエは舞台を大きく動きまわり、日本舞踊はその地を回る、だから舞うと言う。
 手の指は、バレエは開き開放へ、日本は指をそろえ内面へ。足も同じく開いて歩くロシアと、内へと歩く日本。

 芝居は、静止が美しいのが歌舞伎で、静止は苦手かなロシア。
 とことん主役を引き立てる歌舞伎、出演者みんなが主役となりうるロシア。

 とか、なんとか言っているよりも、とにかく楽しむことができれば良いのです。笑って泣いて、共鳴して納得して、技に感動して、ときには反発や不満があっても良い。観客と舞台出演者が、同じ瞬間を共有できるのが舞台の最高のおもしろさ。難しいことは、専門家におまかせして、楽しませていただきましょう。

 歌舞伎と言えば、2題。
 四国金比羅大芝居金丸座
 昨年の万博ロシア館の仕事のためにやってきた、ジーマ バラノフさんをお連れして、金比羅さんへいきました。金丸座をお見せしたかったことも目的です。
 とても気持ちがよい劇場の風が吹いている金丸座でした。
 「ここで芝居はいつやるのか?観たいが」と、ジーマは、言ったのですが、残念ながら、常時歌舞伎がかかっているわけではありません。「ああ、残念だ」と。
 ジーマに歌舞伎を見せたかったです。

 小豆島肥土山歌舞伎座
 島の中央にある歌舞伎小屋。ここでチェーホフの芝居が演じられました。モスクワに当時住んでいた、日本人女優野崎美子さんとモルドバ出身の女優ダニエラのふたりの「チェーホフの中の女たち」です。
 翌年は、野崎美子さん演出による「夏の夜の夢」が、この舞台で演じられました。ともに、素晴らしかったです。
  


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