2006年08月01日
51号 ロシアケーキは戦前から
なにかに興味を持ったときは、興味のあるものが目に飛び込んできたり、耳に聞こえたりするものです。それが重なって、より興味あるものへの愛着や教養が高まります。では、目に耳にと入ってくるのは偶然でしょうか?いいえ、出会うようになっているのです。
たとえば、いまあなたが、宇宙に興味を持っているとしましょう。そんなときにいくら、フィギアスケートのことばかりが聞こえてきても、耳の穴はそれを聞かないでしょ?でも、その中に「宇宙」とか「星の一生」などと聞こえてきたら、「おっ!!なんのことか?」といっぺんに耳の穴は全開しますよね。偶然ではなく、興味を持ったことは、見えて聞こえてしまうのです。興味を持つとか関心があるというのは、そのようなことの繰り返しで一層に深まっていくのでしょう、きっと。
仙台の町のアーケード街を歩いていて、実は寿司でも食べようとお店を探していたら、目に飛び込んできた、「ロシアケーキ」のポスター。おっとこれは何か?さっそく偵察観察取材購入へと、想定外の行動をしてしまいました。
「どうしてロシアケーキと名乗っているのですか?」
「まあ、そういう名前をつけただけです」。
「いつから作られているお菓子ですか?」
「まあ、戦前からでしょうか」。
「ロシアのお菓子なのですか?」
「まあ、昔からこれはロシアケーキですから」。
ご主人は、糊の効いた白いうわっぱりで、もう何度も応えてきた、せりふをやや面倒そうに客に言っています。「ロシアケーキ」と名乗る、やや大ぶりのクッキーは、ロシア話題を探す私に見つかってしまい、小袋に納まり身を寄せ合い、「うちらロシアとは関係ない、仙台のお菓子ですから、手荒なまねをしないでよね」と、言っています。だから、大事に抱えて名古屋までつれてきました。
ロシアケーキで検索 Google しますとナント各地にあるではありませんか?いろいろおもしろそうな歴史を持っているようで、興味津々です。
ロシアケーキのポスター。
初めて歩く繁華街、人ごみの中でも、これを目ざとく見えてしまうほど、私はいまロシア物さがしの毎日を過ごしております。

これが、ロシアケーキ。
大きさがわかりやすいように、ボールペンもいっしょに写りこみました。大型クッキーですし、個別の袋には、「DINNER CAKE 」と書かれおりまして、どこをさがしても、ロシアの文字はありませんが、でも、「ロシアケーキ」です。くれぐれも疑わないように。
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