2006年08月28日
**48号** ロシア国功労俳優証明書
~~~5月8日午後、モスクワ、俳優シューラ宅にて ~~~~
俳優シューラの家には、もう何度も訪問をしています。モスクワではごく普通の、集合住宅1階の家。
前の訪問のときから変ったのは、台所の天井から吊り下げ道具で小型のテレビが設置されていることです。地震国日本では見るからに「危ない」テレビの置き方ですが、こちらは地震がないので、これも普通の置き方。
妻のターニャは「このテレビ、古いけれど大事なテレビなの。私はいつもいつも台所にいるでしょう。だからテレビをここへ持ってきたのよ」と、笑いながら言います。
すでにリビングにはテーブルもセットされ、シューラのママとその姉のナージャさんもお待ちでした。キルギスからやってきたナージャさんは「キルギスと日本は仲良しだから、あなたと私は仲良しよね」と、歓待してくださいます。日本の普通のおばさんみたいです。ちょっと体躯は大きいけれど。

(真ん中がナージャさん)
さっそく、テーブルについて、長男アリョーシャの誕生日会がはじまります。シューラのお言葉があって、続いてみなで「おめでとう!!」
アリョーシャは会うたびに大人になり、青年に成長していっています。ことしの9月からは、単科大学への進学も決まり、シューラもとても喜んでいます。
「さあ、食べなさい!」
「さあ、飲みなさい!」
ママ手作りのキルギス風ピロシキとぺリメニがどっさり。ターニャの3種のサラダもどっさり。どこ産のものかはわからなかったが、美味しいワイン。
ところが、私は頭痛~~!!
シューラがナージャさんと私に「お見せいたしましょう」と、棚から赤い小箱を下ろしました。
「僕はロシア国功労俳優(Заслуженный артист России ) になりました!!」


ナージャさんは、とてもうれしそうです。シューラママも、とても優しいまなざしでご自慢の息子を褒め称えています。もちろん、俳優シューラは、誇り高く、証明書と記念のメタルをご披露してくれました。それを見ながら、ナージャさんがシューラへ、かなり長くお祝いの言葉を贈っています。が、私はそのロシア語わかりません。シューラとママの瞳に涙が潤ってきました。ナージャさんの言葉の締めのひとつは、わかりました。「シューラ、たくさんの良い芝居をつくってね」。「俳優の君の幸福が、私の幸せだよ」。
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