2006年07月23日
** 40 ** 俳優との語らい
===5月7日夜 モスクワ南西部にて ====
「結婚の申込み」を見終えて劇場の外へ出ると、午後9時ちょっと過ぎ、まだ外はじゅうぶんに明るくってちょっとびっくりです。俳優がやってくるまでその明るさのなかで、いま見てきた芝居の余韻に酔っております。少し風が冷たさを運んできていますが、いまは芝居の興奮で寒さは感じません。
シューラがとてもきれいな顔で、笑顔でやってきました。きれいとはお化粧を落として、念入りに洗面をしたからです。今夜は、約束通りにさきほど大熱演の人気俳優と日本からやってきた観客とで、芝居のあと、ゆっくりふたりで食事会です!!
以下会話で記載していきます。私はロシア語ほんのちょっとしかできません。シューラは日本語がまったくできません。お互い英語もできません。だから会話は全部ロシア語です。それを日本語に訳して載せますね。Sは、シューラが言う。Mは私です。
S=「きょうは車には乗ってこなかったよ。ビールを飲むためにね」。
M=「なに食べるの?お寿司にしましょうか」。
S=「良いねえ。僕もお寿司食べたい」。
と、話しながら、劇場近くの寿司屋へ向かって歩きます。
S=「(劇場観客席で)君がどこに座っていたか見えなかった、わからなかった」。
M=「エッ、私は手を降ったりしていたのに。花を渡したかったけれど、後ろの席だったからできなかった」。
S=「後ろの席からでも、『シューラに渡して』って花を前に送れば良いのだよ。『シューラ』って言えば、俳優たちは待っているから。花を俳優は欲しいのだよ。」。
それはかなり目立つことですが、今度からそのようにしましょうか。出来るかな?
M=「きょうは、アルバート通りを歩いたよ」。
S=「なにか高いものを買ったのかい?」
M=「いいえ、見ていただけ。でもおもしろかったよ」。
S=「昼食はなにを食べたの?」
ここで俳優からのロシア語講座です。Жと巻き舌Р について。
このことは後ほど詳しく掲載します。

仲人おばさん・ヒョクラを演じるマキシム
「あなた、4人から結婚を申し込まれているのよ。さあ、お選びなさいよ」。 アガフャを演じるシューラは、わざと男髪型です。
S=「きょうの芝居はどうでしたか?」
M=「とても素晴らしかった」
S=「(俳優)マキシムが久しぶりに演じたのだよ。彼は1年間くらいユーゴザーパド劇場に出ていなかったから。マキシムが芝居を忘れていた……。『結婚』そのものも、日本公演(3月末)以来、久しぶりに演じるので、きょうはけいこを長くやっていたのだ」。
ちょっと不満足そうな横顔です。
M=「マキシムもミーシャも上手だった。一番素晴らしいのは、シューラだよ!」
こう言って俳優の気分をかえましょう。
S=「『結婚』の日本公演の計画はないかな?日本へ行きたい。3月に行ったばかりだけれど、すぐにまた行きたい。日本でラーメン食べたい。ご飯に卵をかけて食べたい」。
おいおい、やはり目的は食べることかい?
そのほか、いろいろ話しながら、歩きながら、目的の寿司屋に到着しました。お店の前にぎょっとするものがあります。その後もぎょっとすることが多くて、おもしろかったですよ。
次号は、モスクワではじめての寿司体験記・ぎょっとする、これでも寿司か!編です。
Trackback on "** 40 ** 俳優との語らい"
"** 40 ** 俳優との語らい"へのトラックバックはまだありません。
"** 40 ** 俳優との語らい"へのコメントはまだありません。