2006年07月20日
46号 「ロシア語プレス大会」INカザフスタン
業界には「業界紙」とよばれる業界の動きを報じる新聞があります。美容業界・食料品業界・タクシー業界・新聞業界・船舶業界……、多種多様な業界の業界紙にいま興味があります。
と、あるところで目にした、「新聞協会報」という新聞業界紙のなかの小さな囲み記事。珍しくロシアに関するものでしたから、そのあらましをご紹介しましょう。
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6月25日から3日間、ロシア語を使う世界の新聞や放送局などの代表者が、カザフスタンの首都アスナタで開かれた「第8回世界ロシア語プレス大会」に、40カ国以上から約200人が集まり、ロシア語系住民の交流手段としてのメディアの役割をテーマに協議した。
ここに寄せられたプーチン大統領のメッセージは、「討議が国際交流や海外でのロシア語やロシア文化の普及を促進すると確信している」と、いうものだ。
====前段は概略こんな内容でした。
日本には、ロシア語新聞ありますか?ロシア語放送ありますか?
日本に住むロシア人のために、ロシア語を学ぶ日本人と日本に住む外国人のために。
たしかありませんよねえ。
ロシアと日本は隣国、なのですが……。
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私はカザフスタンに1995~97年の2年間駐在していました。カザフの大都市(アスタナやアルマトゥイ)の主たる言語はロシア語です。ソ連時代は当時の首都のアルマアタ(現在アルマトゥイ)ですら、小中学校でカザフ語が教えられていたのは1校だけで、残りは全てロシア語でした。そのため40歳以上カザフ人(カザフ全体の人口1600万人の50%強)の母国語はロシア語です。10年後は知りませんが、今でも大都市ではロシア語が主流です。ですからロシア語の大会がカザフで開かれたとしても、それを即外国でロシア語の大会が開かれていると判断するのは早計です。マーミンカさんのサイトは最近見るようになりました。演劇にご興味があるようで、私とは違いますが、昨今のロシアやロシア語離れを考えると、何とか若い人たちに知られざるロシアの面白さを伝えたいものだと思います。そういう意味でマーミンカさんのご活躍を心から祈っております。以上
さとう好明さん、コメントありがとうございます。
ちょっと前の私の人生は、ロシア語やロシアにもかかわるものではなかったはずです。ひょんなことから、貴重な「ろしぴろ」の中で、こうして全編ロシアからみの言いたい放題ブログを展開させていただけることとなり1年ちょっと。まことにありがたいことです。
これからも叱咤叱咤時々激励も、どうぞよろしくお願いいたします。
掲載しました、囲み記事は、著作権を意識して前段部分だけを紹介したのみで、少々誤解も生むかもしれません。記事の後段に「大会第1回は1999年、その後アメリカ、ドイツなどで開催されてきた」とあります。
無知な私が驚いたのは、“「ロシア語プレス」について、世界の40カ国から200人が集まる”の部分です。記事を読みながら思わず、「へえ~~」と言っちゃいました。
もちろん、ロシア語が日常の人々が多くいる国もあり、ロシア語新聞や放送がなくてはならないところもあることはわかります。
ロシア語母語の人たちが世界各地で活躍して、ロシア語新聞や放送を続けていくだけの力があることを、小さい囲み記事で知りました。
情報を知るだけならば、インターネットの世界がこんなに広がっているのですから、活用すれば良いことですが、新聞や放送は文化です。隣国の文化を正しく伝えていく、そういう文化が日本ではまだ小さなものなのかと思えます。
が、実はロシアの演劇もバレエも映画も音楽などの熱いファンは多くいまして、追っかけもいまして、私の周りでは、ロシア文化芸術では露流ブームです。地味で小さく話題も少ないように見えるでしょうが、コアな人たちは、ちゃんとおります。ご安心ください。