2006年07月11日
** 36 ** アルバート通りを歩く
===5月7日 日曜日、都心へ===
朝食は軽くとしておきます。きょうは、モスクワの繁華街アルバート通りにある、小レストランで昼食としたいから。それもあるけれど、やはり昨夜の語らいの余韻は、朝食の食欲を落としてくれました。
ゆっくり準備をしながら、「きょうの気温は20度です」のテレビの気象予報も目にして、服装も決めて。モスクワへ来てから、すでに6日目。寒いこともあるだろうと予想していたけれど、それは裏切られて?快適な気温の毎日です。が、空模様は、きょうはちょっと曇って雨でも降ってくるかもと心配です。
日曜日です。町は静か。車も少なく地下鉄への道の人通りも少なく、でも通りの向こうの教会には、人が大勢いるようです。
地下鉄の乗り場も車両も人は少なく、それでも鉄の塊の騒音は大きく、私たちをモスクワ南西部から中心へ運んでくれます。
「地下鉄はどこで降りようかな?」、どこで降りても歩くつもり。「レーニン図書館前」で降りて、もう何度も来ているので、見覚えの建物などを目印にのんびり歩きます。が、雨がさっと降ってきたら、急に気温が下がりました。
うむ、こういう気温の変化が、私は苦手です。スカーフを取り出し、肩にかけて、アルバート通りに入ります。日曜日のまだ早い時間の繁華街は、まだ静かですが、「これから人々がどっと押し寄せるよ」の緊張感が町全部にあふれています。
古いアルバート通りは、いまは高級品がならぶ商店街、歩行者天国、おみやげ屋さん通り、食べ物はなんでもあり、そんな通りです。昔は貴族の館が立ち並ぶ歴史ある通りです。モスクワを訪れる観光客は、ほとんどこの通りを歩くでしょう。私も何度も来て、歩いている通りです。
劇場も博物館も政府建物なども、この道の両側にいくつかあります。
そのひとつに、私がとっても気に入っている建物があり、それをまた見ていたいのです。その美しい建物は、

中央俳優会館です。俳優やアーチストのための事務所や、大小のホールや会議室、レストランなどすべて、俳優たちのためものが集まっている建物です。ユーゴザーパド劇場も創立記念などのお祝い会をここで催したこともあるそうです。
アルバート通りのほぼ真ん中あたりで、堂々と美しさを誇っているこの建物が大好きです。
高級おみやげ屋さんも覗き、いろんなおみやげを見ては、「おお、こんなに高い!!」と驚きに行きます。確かに道端で売っているマトリョーシカに比べると、上品でおしゃれできらきらもしていますが。
宝石屋も多いです。上記の中央俳優会館の1階には、金銀宝飾宝石販売店があります。高い敷居につまずかないよう、警備員の鋭い眼光に驚かないように、堂々と見ているだけ、です。
ぶらぶらしながら、ちょっと雨も気にしながら、道の両脇のお店とあちこち出たり入ったり。
そして、空腹になってきました。そろそろ昼食としましょうか。
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