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2006年06月26日

** 30 **女優カリーナは、多才な人

== 5月6日午後、モスクワ南西部 カリーナの家にて===

 ユーゴザーパド劇場の人気女優、カリーナ ドイモントは、シューラの演劇大学同級生です。演劇大学では、スダコワ専任教授のもとで、朝から夜までの厳しい授業と課題・実習の大学生活。就職したユーゴザーパド劇場では、鬼才ベリャーコビッチ氏のもと、それは厳しく楽しい俳優生活を、ともにがんばっているふたりです。
 楽屋生活をともに過ごすことは、寝食をともにして裸の付き合いで、深い厚い友情で家族以上のつよい絆があることと思われます。
 「いつか君をカリーナの家に連れて行きたい」と、来日公演時に言ってくれたシューラです。その日が早く実現しました。

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 高層住宅の高層階の新しい住まいは、広いです。ロシアの人たちは、客に全部のお部屋を見せてくれます。「ここが寝室で、ここがママのお部屋で、ここがテレビのお部屋よ」と、おしゃれな小さな飾りがなにげに置いている部屋を見せてくれました。ピアノの先生をしているママは、「仕事で遠くへ行っている」とか。猫が「にゃぉ~」と迎えてくれました。

 「さあ、召し上がれ」とカリーナが用意してくれたお料理の数々。
 スープは、ボルシチ風味の具沢山スープです。豪華なスープです。「スメタナをたくさん入れてね」とカリーナ。最初の一口でその美味しさに飛び上がりました。

 「美味しい」
 「これはね、アファナシェフがレシピを教えてくれたのよ」。
 「彼は料理もプロですね」

 アファナシェフは、もうなんども「マーミンカ通信」にご登場いただいていますが、ユーゴザーパド劇場の大実力俳優、きめ細かい芝居で観客をうならせる俳優です。以前あるところで彼がギターを持って歌う場面に出会って、歌も上手い俳優と知りました。そして料理も天才か。

 彼からのレシピを忠実に再現して、「これはあの人が教えてくれた料理」と誇らしく、作って盛ってくれるカリーナも、天才料理人か。サラダ、メインのチキンのハーブ焼き、ミキサーを使ってフルーツジュースなど、どれも美味しくって、感激・満足・満腹です。

 女優 カリーナ ドイモントは、ユーゴザーパド劇場での人気女優です。出演作品も多くどれも主役か準主役です。

 彼女の芝居を初めて見たのは、2000年10月の来日公演時です。シューラは「検察官」で、私と出会いましたが、カリーナは「検察官」には出演していませんから、名古屋や京都では知りませんでした。東京へ「ロミオとジュリエット」を観たときに、可憐な少女のジュリエットを演じていたのがカリーナです。「まあ、なんと可愛い女優さん」。

 舞台が終わり、シューラを待つ間に楽屋近くで、間近にしてお会いしたとき、まあ、背が高い、まあ、小顔、まあ、きれいなお肌、まあ、足が長い……。と驚愕したのでした。女優オーラがピカピカでした。

 モスクワで日本で、彼らの芝居を観るといつも出演しているカリーナです。
 「夏の夜の夢」で、ふたりの男性から追っかけられる可愛い女の子を演じます。
 「巨匠とマルガリータ」で、悪魔集団の怪しい魔女。ほとんど裸での舞台出演で、芝居の途中には、男性観客が大喜びする一瞬もあり、シューラ(役はバレヌーハ)に噛みつく場面もありです。
 「ロミオとジュリエット」。可愛い幼いジュリエットが、ロミオに恋をして、大人の女性へと変化していくさまを演じています。名演技です。
 「かもめ」「ドラキュラ」「人形たち」「ハムレット」「宿屋の女主人」などたくさんに出演していますから、あるインタビューでは、「楽屋に住んでいるみたいです」とおっしゃっていました。その通りだと思います。

 彼女の新しい部屋には、彼女が描いたスケッチや写した風景写真や、上手に育てている植木鉢などがあります。ピアノも弾きますし、歌も歌いますね。ああ、女優とは多才な才能を持つ美しい人です。

 「学生時代のビデオを見せましょう」と、テレビ室へ移動して、彼らの大学時代の貴重な映像を見せてもらいました。シューラが、写っています!青年のシューラです。
 ビデオに写っている芝居は、子供のためのもののようです。カリーナがとっても可愛い少女の役。シューラはなにか、森の精みたいな役かな?他に幾人か俳優が出演しています。それを観ながら「○○だよ!」とカリーナとシューラで盛り上がり、私のことはかまわずに、彼らの世界で楽しみ笑っています。懐かしくその舞台を思い出しているようです。

 が、そろそろ劇場へ行く時間です。きょう、彼らは「夏の夜の夢」に出演、ぜったいに遅れてはなりません。ばたばたと用意して、俳優たちは車に乗り込み、ユーゴザーパド劇場へ向かいます。

 そうそう、あのチーズ巻きは、カリーナが名前を知っていました。
 сулугуни グルジアのチーズの食べかただそうです。ひとついただきましたが、うーむ、濃いです。1パックを買わずに正解、ひとり旅の旅人が買うものではないです。すぐに食べてしまわねばならないものです。 


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Comment on "** 30 **女優カリーナは、多才な人"

マーミンカさん、どうもです!
「ロシアのハラショーサイト!!」のKenです。
先日はコメントありがとうございました!
この度私が作っておりますサイト「ロシアの食べ物&料理・レシピ リンク集!!」に誠に勝手ながら貴殿ブログを掲載させていただきました。
貴殿ブログ掲載ページ http://russianfood.knaka.com/russianblog.html
ロシアの食べ物だけでなく、ロシアの空気を楽しく伝えている方々のブログをリンク集という形で掲載しております。
もし今度機会があれば、貴殿ブログで「ブックマーク」「リンク」をご検討して頂ければと思います。
念のためソースを記載しておきます。

今後ともよろしくお願いいたします。
マーミンカさんは「サリュート」を利用されているのですね。

  •   ken
  • 2006年06月27日 05:58

 KENさんこんにちは、偉大なる貴殿のサイトのなかにこの「マーミンカ通信」をリンクしてくださるというお知らせに感涙でございます。
 そして、さきほどお邪魔いたしましたら、「ロシアにやられた人」の中にありました。そうですか、私もやはりやられてしまったのですか。
 そうですね、ロシアに行きはじめてもう9年、あのころはまだ、マリインスキー劇場のトイレはドアがはずれそうだった。でもいまはピカピカと光っているトイレになってました。と、いうふうに変化をずっと見続けているのですものね。
 今度行くときはどうなっているでしょうか。
 ロシアはこれからも目が離せないところです。
 どうぞ、今後ともよろしくお願いいたします。

  •   マーミンカ
  • 2006年06月28日 00:33

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