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2006年06月16日

** 22 ** 地下鉄の人々

 ===5月5日 夕方近くの地下鉄にて ===

 5日は、金曜日。ロシアは、6日の土曜日に振替出勤にして、7・8・9日3連休となる、ロシアゴールデンウイーク(とは、呼びません)です。6日の土曜日も休日になるところもあって、「きょうの金曜日は、休みの前に仕事を片付けておく日」とかで、17時ちょっと過ぎに地下鉄の人となりましたが、混んではいません。

 車内の人々見回してみると……。

 5月のはじめ。寒い日もあったり暑い日もあったりで着るものに悩みます、日本でも、モスクワでも。私も旅の仕度は悩みました。きょう(5月5日)は、暖かい日です。1着だけ持ってきたシルクの長袖上着とスカートで大丈夫でした。

 きっと彼らも悩んだことでしょう、きょうは、なにを着ようかな?と。人それぞれの服装が私に悩み具合を教えてくれます。
 左隣の青年は、セーターを着ています。右隣の若い女性は、おへそが出ている短い半そでTシャツです。でも足元は毛皮が飾られたブーツですね。
 前に座る女性たち。革のコートを着ている人。薄いブラウスの人。厚手の毛糸製半コートの人。12歳くらいの可愛い女の子ふたりは、ひとりは薄手セーターの上にGジャンと白いパンツ、もう一人は半そでTシャツにミニスカート。手にセーターを持っています。
 濃いまゆげの男性ふたりは、旅の人でしょうか。かなりの厚着に、ふくれたカバン、包んだ荷物を持っていますから。顔がそっくりで、兄弟かな?とつい目がいってしまいます。

 みなが帽子をかぶっていないことが、冬の必需品の「帽子はもう要らない春、5月だから」と、全員で決めてきたみたいです。

 車内では、みな黙っています。というか、地下鉄の走行騒音で話しなどできません。本を読んでいる人が多いです。クロスワードパズルを解いている人も多いです。途中から乗り込んできた、かなり大型女性と小型男性は、数独(ナンクロ)に興じていました。

 いつもおもしろく思うのは、みんなビニール袋を手に提げていることです。商品や商店のCMロゴ、または季節や景色のなど模様の厚手ビニール袋を手にしてます。布製やブランド品のトートバッグ(買い物袋)などを持っている人をみません。女性はハンドバッグを持っていますし、男性は肩からかける布製カバンやリュックサックの人も多いですが、手には、ビニール袋です。日本で多い紙袋はありません。 

 眠っている人は、あまりみかけません。と、ふたりの12歳くらいの少女のひとりGジャンちゃんが急に眠ってしまい、ちょっと美人台無しの寝顔。ミニスカ少女が肩をつついたり、足を押したりしても、眠っています。ユーゴザーパドナヤ駅到着。終点駅なので「お客さんはみな降りてください」。眠っているGジャンちゃんを起こすミニスカちゃん。耳元でなにかを言ったらは、Gジャンちゃんはパッと飛び起きていました。

 「出口」への人のながれのまま付いて行き、外へ出れば、夕方の混雑風景がここにはありました。

 空はまだまだ明るい18時。さあ、いまからユーゴザーパド劇場へ。「巨匠とマルガリータ」を観ます。俳優に贈るために、花を買いましょう。

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7月8日、オフ会開催
   くわしくは、こちら

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