2006年05月31日
** 16 ** ダーチャの周辺は
=== 5月4日 午後 モスクワ南部近郊のダーチャで ===
ここは、田舎の小集落のはずれにある、ダーチャの集まりの一角です。
シューラたち家族はことしはじめて、やっとダーチャに来ることができたと言いながら、外の塀の鍵、建物の鍵も開けるとき、とても緊張していました。ひと冬、それもとっても寒かった冬をルスにしているダーチャに、なにか変化があっては困りますから。
最近は、ルスの間にだれかが住んでいたり、悪さをされていたり、ひどいときは、燃やされていたりもあるとか。ここへくる途中にも、火事で焼けてしまったダーチャを見てしまったのです。
ドアの鍵を開けたら、窓際に水の塊があって彼らはちょっと騒いでいたけれど、だいたい無事なようです。さっそく女性たちは、建物の中の掃除です。敷物も外へ出して、床もごしごしと洗うように拭いています。ベッドもありますから、布団も干します。
シューラは外回りの掃除や片付けです。木の枝や枯葉を処理したり、いすやテーブルを、これも洗うようにきれいにしています。お隣や管理者のところへあいさつに行っています。
水道はお隣と共同で使っています。お隣は、もう何度も来ているようで、おじさんは畑を耕し、たぶんじゃがいもを植えつけていました。

お芝居にたとえるならば、5月のはじめは厳しい冬の舞台は完全に終わり、春の舞台がはじまっていますが、まだ音楽が聞こえてきただけ、これから俳優たちが優雅にはげしく演じることがわかっています。春のエネルギーが大爆発をする、寸前の季節です。

木の枝にぶら下げたブランコは、ポーリャのお気に入りです。

ちょっとわかりにくい写真ですが、ネコヤナギがもうすっかり猫から葉っぱに変化したところです。
ダーチャの庭に、イチゴ畑があり、梨の木、りんごの木があり、野菜類を植えるのでしょう、畑もあります。が、きょうはまだなにも手をつけていない彼らです。
ダーチャの隣の丘を越えると、「魚釣りが楽しめる」と言っている池があります。

まだ、水は冷たそうですが、ここにも一気に春がやってきて、釣り人たちが群れるのはすぐのことでしょう。わたし、魚釣りが好きで、こういうところも大好きです。
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ダーチャシーズンの始まりは、ロシア人でなくともワクワクしますよね。シューラのダーチャ、しっかり拝見いたしました。とても素敵なダーチャ。こういうところで生きるエネルギーを補充できるロシア人って幸せな人たちだなあと感じます。
そうですね。「あなたたち、こんなことしているから元気いっぱいなのね」とは言いませんでしたが、よ~くわかりました。
シューラのダーチャは、小さな小屋風ですが、ていねいにきれいに大事にしています。
この写真は1ヶ月前です。ああ、いまごろはもっと緑に覆われ、花が咲いて、農作業も忙しくしていることでしょう。
演劇シーズンも6月半ばまで。シューラのダーチャ生活も本格かすることでしょう。
またぜひ行きたいものです。