2006年04月09日
63号 やはりこれは日本人でなければ
===1月7日夕方====
お茶を点てながら、ジーマとジェーニャさんが席を立ったりして落ち着かない様子は見えました。いよいよ始まるのですね。
話はさかのぼります。
ジーマが、EXPOロシア館の閉館片付け仕事を終えた9月27日でした。夕方お会いしたとき、彼は「明日はおみやげを買いに行かねばならない。もう明日しかない」。
彼は来日早々から、「妻と長男へのおみやげは、着物を買う」と言っていました。「着物?それはとても高いもの、着るのも難しいもの」などを伝えると「じゃあ、あれはなんと言いますか?」
その後、あちこち街などを歩きながら、彼が欲しがっているものが、ゆかたと甚平であることがわかりました。私たちは、あちこち歩き回るのが忙しかったので、なかなか買い物へ行くことができませんでした。
彼がひとりでデパートへ行き、英語でやりとりして、高い買い物となってしまうことも予想できます。「いっしょに買いに行きましょう」とずっと言っていた私です。が、私もとうとう時間がとれなくなってしまいました。
「明日が最後ですね。うーん、困った、私は昼間は行くことができない」。
彼も困った顔です。
そのとき、パッと私に浮かんだのは、服部さんです。すぐに連絡をとると、「喜んでお付き合い致しましょう」。彼も私もとても、ホッとしました。
ロシア語通訳者とともに買い物へ行き、ご自分で選び納得して、ゆかたと甚平を買うことができ、「宿題が終わったみたい」と、服部さんへおっしゃったそうです。
が、「着方がわからない」ということは十分に予測できました。
この旅のはじまりのとき、私はジーマへ、「ゆかたを着せましょう、教えましょう」と伝えました。それがきょうとなりました。
きょう、早起きをして、ロシア語辞書をあちこちとめくりながら、いろんな単語をノートに書き写していたのは、ゆかたを着る時に関わる言葉でした。くるぶし、えりあし、脇、ひも、きつく、ゆるくなど、私の貧しいロシア語チカラでは、おぼつかないものです。
宴の席を立ち、ノートと辞書を持って別室へ行き、ジェーニャさんにゆかたを着せます。
「えりあしから10センチ開けてね」。
「胸はだらしなくしない」。
「くるぶしまで、短くとも長くともダメ」。
「帯は簡単にできるから」。
など、実際に着ながら、こうしてああしてなど日本語も交えて言いながら、ゆかたをきりりと着たジェーニャさんです。
長男サーシャ君も甚平を着せられました。これは簡単。ジーマも、着替えます。
私がテーブルに戻るとなにやら奥からジーマの声でみなに呼びかけて、みながちょっと集中しました。

登場です。ゆかたと甚平のご披露です。
みなから「ほほぉ~」と歓声です。
私は、ものすっごく愉快な光景で、失礼ながらひとり笑っていました。
「いよっ~、日本人!!」と、幸せいっぱいの彼らに声をかけていました。
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まー素敵なお写真ですね。奥様のゆかたとっても似合ってると思います。いいですね~。
あの、話は変わりますが一つマーミンカさんからアドバイスが頂きたいことがありまして、それは今月末頃のペテルブルグへ来てゆくコートについてなんです。ダウンジャケットがいいのか、春用のハーフコートでいいのか決めかねているのです。無理な質問とは思いますがコメントいただけると助かります。
室内は暖かいでしょうが、外は?さて。
難しいですねえ。気温差が大きいでしょうから。きょう暖かくても明日は寒いかも。朝寒くても午後から暖かくなるとか。
私ならばですが、寒さに弱く、寒さがキライなので、ダウン持っていきます。スカーフとか手袋とかも持っていきます。寒いと元気がなくなるのですもの。
暖かくなれば脱げばいいけれど、寒くって着るものがないは、苦痛です。
これからしばらくは、地元の人たちも着るものに悩ましい季節だと思います。
マーミンカさん、
ありがとうございます。そうですね、難しい季節ですよね。日本でも寒かったり、日が出てると暖かい日もあったりしますしね。私も寒がりなのでマーミンカさんのアドバイスを参考に出発直前まで重量制限枠でパッキングをがんばって見ます。ホッカイロは必需品なので買い込みました(笑)。いよいよ月末出発です。こちらでロシアの雰囲気を少し感じられたと思います、あとは本場で体験です。キリル文字をなんとかマスターして、簡単な会話を丸暗記してます。