2006年04月08日
☆ 26号 ☆「大統領のカウントダウン」を観る
黄砂が降る土曜日の午後、ロシア映画「大統領のカウントダウン」を見てきました。日本語題はなぜか「大統領のカウントダウン」ですが、ロシアでは「Личный номер 」(個人番号)、2004年制作の映画は、3月末東京からはじまり各地で上映されていきます。
いくらロシア映画でも、たぶん見ないだろう分野の映画です。アクション映画は怖いのです。人が殺される場面がある映画は嫌いなのです。だから、あのひとことがなければ見ない映画です。
ひとこととは。

シューラとの東京散歩のときです。小さな映画案内板の1枚のポスターをみつけた、シューラは「アッ、ロシアの映画だ。この俳優、Алексей Макаров は僕の友だちだよ」。
映画ストーリーそのものは、よくある話しです。英雄が大好きな国の人には、おおうけするだろうな映画です。モスクワ劇場占拠事件、ベスラン学校占拠事件を背景にしてつくられています。怖い映画です。モスクワへ行くことがちっと怖いと思いました。
シューラの友人で、主役を演じる俳優アレクセイは、寡黙な強い男をなかなか好演です。どこかで会ったようなだれかに似ているようなと、ずっとそう思いながら見ていました。
多くの出演者のなかに、ユーゴザーパド劇場所属で、東京の舞台にも立っていた俳優をみつけました。「まあ、ナウモフさんではありませんか!」と画面に語りかけました。
他にもきっとどこかに知っている俳優たちが、ちょこっと出演していたのかも?と、エンドロールで捜そうとしましたが、それはムリでした。同じ名前の人が多いのです。
「大統領のカウントダウン」くわしくは、こちらへ。
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マーミンカ様
私も「大統領のカウントダウン」を観て来ました。公開終了間際のぎりぎりセーフです。
鑑賞後の第一印象。お金をすっごくつぎ込んだ映画でしたね。プーチンのそっくりさんも出演するのかと思ったらそんなの全然登場せず、おまけに原題は「認識番号」だったし、話の主体が占拠事件からプルトニウム強奪阻止に移っていってしまい、私は韓国映画「シュリ」とオーバーラップしてました。
それにしてもいまだに被害者の傷が癒えない二つの占拠事件をこうも易々と映画の素材にしてしまうロシア人のデリカシーのなさ、みたいなものにかなり失望してます。ヒロイズムを時代が求めているのだと思いますが、ロシアでは「華氏911度」みたいな映画が作られる可能性がほとんどないのが悲しいですね。
私は映画はあまり好きではありません。あまりにも大写しとなることと、音がやはり機械音ですから。
でも、映画を好きと思うこともあります。きれいな映像と素敵な俳優が出演しているとかなら。
「大統領…」、そうですね。あの劇場占拠事件関係者たちはゼッタイ観たくない映画でしょう。私もホントは観ない、観たくない映画です。が、観てしまいました。シューラの所為です。(笑)
戦いが日常となっている場所では、英雄が大好きなんだと教えてくれた、そしてロシア軍と大統領万歳の映画でしたね。