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2006年04月29日

67号 良き出会いに恵まれて

===1月7日 夜===
 
 ビヤホールでそれぞれ1杯(かなり大きいジョッキ)を飲んで、「さあ、帰ろう」。
 あのう、私はここで放り出されてしまって、ひとりで帰るのかしら??と、不安になったのは、一瞬。

 ジーマは「明日はホテルへ迎えに行くよ。空港まで送っていくから」と、地下鉄の駅前で私たちとは別れました。

 オレクは「ホテルまで送っていくからね」と私を安心させてくれました。私たち3人は、もう静かになってきた地下鉄に乗りこみます。
 アンドレイは「またきっと会おうね」と、地下鉄の乗り換え駅で途中で別れました。

 私のホテルまでの道を歩きながら、オレクは言いました。
 「昨年ぼくはとてもうれしいことがいくつかあったのだよ。そのひとつが日本へ行ったこと。それは僕にはとってもすばらしいこととだった。日本は美しい、すばらしい国だと知ったことはとても僕の仕事に役立っている。そして、こうして日本人女性と知り合ったこともとてもうれしいことだよ」。
 
 これは日本で語ったことですが、オレクは日本へEXPOへ行くように業務命令が出たとき、乗り気ではなかったそうです。日本は自分の研究対象外だったからでしょうか、日本に興味がいっさいなかったそうです。が、日本へ来てみたら、美しい景色と出会った人々の優しさに、「日本大好き」となってしまいました。

 オレクが言ううれしい言葉が心にしみわたります。
 もし、レナと出会わなければ、友情を高めてこなければ、私はオレクもジーマも出会わなかったでしょう。EXPOが名古屋近郊で開催されロシア館に足は運んだでしょうが、これほど多くの人たちとの出会いはなかったことでしょう。
 レナと出会ったことに感謝して、オレクやジーマとの出会いに恵まれたことも感謝の気持ちいっぱいです。
 サンクトペテルブルクの旅、最後の夜は優しいオレクに送られて、暖かい気持ちにあふれて幸せいっぱいでした。そして、冬なのに暖かい北国の夜でした。


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