2006年03月31日
58号 ブリヌイとウオッカと電話?
===1月7日午後====
オレグさんは、愛・地球博ロシア館にて、オープン準備から開幕早々の2ヶ月間を仕事されました。サンクトペテルブルク市生まれで、やはり勉強ばかりしてきた民族学者、専門はスラブ民族学。「人間が大好き」と言う人で、万博のとき、「並んでいる人たちを見学に行き、おもしろい発見もあったよ」。万博生活2ヶ月で、万枚という単位の写真を写して、「民族学者が見たEXPO」をテーマにサンクトペテルブルクで写真展を開催するそうです。
人が大好きなオレグさんは、笑顔とおしゃべりも得意なちょっとロシア人のイメージを変える人です。いつも笑顔でニコニコです。だれとでもおしゃべりです。
日本在住時も、日本語はできないのに、片言英語であちこちにお友だちをつくっていっしょに写真を写していました。万博閉幕間近のとき、ロシア館で知らない女性が「あのう、この写真の方(オレグさん)は、たぶんもうロシアへ帰られたことと思いますが、この写真お渡しする方法はございませんか?とっても良い人で、子ども達とも遊んでくださって…」。写真のオレグは、公園で子ども達やその母親たちと笑って写っています。もちろん、その写真は、同僚ジーマがサンクトペテルブルクへ持って帰りました。
そんなステキなオレグと私は、4ヶ月ちょっとぶりの再会を喜び、ウオッカで乾杯です。ウオッカは一気飲みですね。「うーん、しみわたる~~」。美味しいです。すぐにカアアッッ~となって、身体の中から燃えます。温まります。

「ブリヌイのイクラ添え、スメタナもだね」。オレグはすでに私の好きな物を知っています。「もちろん!!」。私たちは、しばしいろんなことをお話ししました。拙い私のロシア語をきちんと聞いてくださる彼に感謝です。彼も優しいロシア語でていねいにゆっくり話してくれます。
「日本から帰って、また各地へ仕事に行っていたよ。でも日本が一番良いなあ。同僚ジーマも日本を気に入っているよ」。
その後、ついウオッカを3杯も重ねました。美味しくってたまりません。レモン水をわきに置いて、一気飲みです。
と、オレグの携帯が鳴ります。「おお、ジーマからだよ」
オレグとホテルロビーで会えた時すぐに、彼はジーマに「会えたよ、大丈夫だよ」と電話をしていました。さて、なんのご用でしょうか?
電話を聞きながら、笑顔のオレグです。「ブリヌイ食べてるし、ウオッカも飲んでるよ」、などと言ってすぐに電話を終えました。「ジーマが、今夜は家でたくさん用意しているから食べるなって言ってるよ」と、笑っています。
と、また電話です。「あれ、またジーマだよ」。と、すぐに「君と話したいそうだ」。
電話口のジーマは「どれだけウオッカを飲んでいるの?あまり飲まないで。夕方、オレグと必ず来るんだよ」。「大丈夫、私たちウオッカなど飲んでません」。と明らかに酔い声で言っている私です。電話のむこうの呆れた顔のジーマが見えます。おほほほ、私たちご機嫌です。
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