2006年02月12日
37号 橋のこっちとあっちで
===1月5日 午後====
サンクトペテルブルクといえば、ネヴァ河と運河があり、いくつもの橋がある街です。いくつの橋があるのか?サンクトペテルブルク市が愛知万博で配布した資料で、ちょっと調べてみましたら。
“水の割合は市の領域のおよそ10%を占める”そうです。
“サンクトペテルブルク市には郊外も含めて、約550の橋があり、そのうち22橋は、開閉橋です”と、紹介されています。開閉橋とはこんなのです。(SP Walker さんからお借りしました)
いま私は、ネヴァ河にかかる大きな橋のひとつを渡ろうとしています。昨日も渡った、シュミット中尉橋です。夏の深夜には真ん中から割れて、河を渡る船を通すここも開閉橋です。
橋の幅をもっと幅を広げるために、工事に入っています。橋のこちら側からあちら側を見てみましょう。むこうは、昨日歩き回った、ワシリエフスキー島のほうです。古い町並みです。建物の高さ制限がされていますから、空が広いですね。

橋を渡ったら、ネヴァ河で冬の水鳥たちが遊んでいました。見えるのは、アングリースカヤ通りの町並みです。イサク聖堂などはここに写ってはいませんが、左側のほうにあります。

ネヴァ河、私にはいろんな思い出がある河です。
はじめて、サンクトペテルブルク市にツアー観光で来た時。1997年の白夜のころです。泊まったホテルは、ネヴァ河とアレクサンドルネフスキー橋が見下ろせる巨大ホテルの6階でした。開閉橋を見たく、夜中に起きだして、開閉の一部始終と早い夏の朝がやってくる景色を見ました。まったくすごくスケールが大きくって、驚いてしまいます。あれは一度は見ておいてもいいでしょう。車が整然と止まるのが、なにか別の世界にいるようでした。
そのツアーで、別の日、添乗員が「ネヴァ河を船に乗ってホテルまで帰りましょう」とみなを誘ってくれたのですが、その頃の私は、船がイヤだった。その申し出を断り、ひとり、チャターバスで移動したのでした。なぜ、船がいやだったか。いまはもう覚えていないが、ともかくもイヤだった。ネヴァ河にあまり興味がなかったのかな?
有名な「青銅の騎士像」前あたりのネヴァ河は、夏には大型遊覧船の船着場で賑わいます。2000年夏の旅は、ここから、St.Peter.郊外の「夏の宮殿」まで水中翼船で行くことにしました。船は、なかなか快適でした。ネヴァ河は大きく、水が豊かでフィンランド湾につながるという位置がわかりました。噴水で有名な夏の宮殿は、海からも見ることができ、それもまた美しいものです。とても気に入った景色です。
同じ2000年夏、サンクトペテルブルク大学近くのレストランで夕食を食べ、夏の日が沈むのが遅く、ネヴァ河沿いを食後の散歩したのですが、だんだん冷えてきて寒くなってきてしまい、震えました。昼間は平気だったTシャツ1枚ではダメでした。だから、ネヴァ河の景色は、あまり覚えていない。その後のロシアの旅では、気温の急激な変化に気をつけるようになりました。
2005年の夏、ネヴァ河クルーズをオレクとレナと私は楽しんだ。オレクは、「河から見る僕の街は素晴らしいよ」とご機嫌だった。
いま、ネヴァ河は、冬の色濃く静かです。このあたりは凍ってはいません。
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暖房の話を拝見しました。集中暖房は便利ですね。エネルギーの有効活用にもなりますので、日本でも普及してほしいと思います。東京新聞web版「新世界紀行」にモスクワの地域暖房の取材記事が載っておりますので、宜しければどうぞ。www.tokyo-no.co.jp/nwt/ なお、東京新聞は中日新聞東京本社がだしているので、中日新聞にも載ったかもしれません。お読みでしたらご容赦ください。
このシステムが無かった江戸時代に書かれた大黒屋光太夫関係の記録にも、ロシアの家は暖かいとの記述があります。ロシア人たちは寒さに強い家を求めた結果、集中暖房に行き着いたのだと思います。
ツボレフ154さま、こんにちは。
2月としては最高気温を記録するような、15日ですが、これが本物の暖かさではないことは、みんな知っています。でも、暖かいことは動きが楽ですねぇ。
そうなのです。St.Peter.でも、以前行ったモスクワでも、冬でもお部屋はTシャツかブラウスで、身軽でした。夜遅くまで起きていても、朝早く起きても、暖かいのがなによりうれしいです。
日本は資源のない国ですからねえ。
それに、「家のつくりは夏の暑さを考えてつくる」のが日本家屋の考え方ですものねえ。
つまり、寒さはガマン、の思想です。これは正しくないです。防寒は恥ずかしくないです。
と、いうことをロシアの冬を経験して、強く思うようになったことです。
そうそう、今度、光太夫記念館(三重県)に行きます。またレポしますね。
いつもありがとうございます。多謝。