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2006年02月04日

♪ 9号 ♪ 俳優はステキな商売

 突然ですが、私は子供のころ、脚本家か演出家になりたかった。小学校の学芸会(いまはそうよばないらしいが)で、自分が舞台に出るよりも、事前にいろんな準備をするのがとてもおもしろかった。台本をつくるのがそれはおもしろかった。ちょっとした本を読めばそれを舞台台本に書き換えるなんて大好きな少女だった。女優にはなりたいなどとは、まったく思わなかった。

 いま、もし、もしも、「いまやりたい職業をさせてあげます」ということができれば、脚本書いて、演出して……。なんて。
 
 とは言うものの、演劇の世界の厳しい現実は「ああ、そんな道を歩かなくってよかった」と思う。

 私がはじめてシューラに会った時は、彼は俳優の顔ではなく、ひとりのロシア男だったのです。それも太目が目立つ、でも、オーラは十分でした。

 出会った翌日に彼らの「検察官」を見て、舞台に登場したオーシップ役の彼を見て「ガクゼン」としてしまいました。その巧さとカッコよさにです。「あれれ、昨日はボサボサ頭にタラリンシャツに半ズボンで、仲間たちとワイワイ言っていたけれど……、どういうカッコよさだろう!!」
 歩き方の美しさ、これはすごい。手の指の1本1本も光り、わからないロシア語のせりふが訓練された俳優の言葉で心に伝わりました。
 うわあ、俳優だ!! いくつもの顔を持つ俳優をそこに見ました。役になりきるという真剣勝負している俳優の美しさを知りました。そして、芝居が終わり、エンディングに登場するときの俳優たち、満たされた幸福感あふれる顔を見るのが大好きです。

          varenux.jpg


 シューラは、今回の来日公演では、「巨匠とマルガリータ」に出演します。モスクワでの舞台写真です。(ユーゴザーパド劇場HPより、許可済み掲載)
 劇場支配人ヴァレヌーハの役です。ドキドキする役です。

 「巨匠とマルガリータ」は、たくさんの登場人物で、ロシア人の名前の難しさで、最初はなにがどうなって、だれがだれだか、私は理解できなかった。キリスト処刑あたりの話となるといまも、まだ理解できないけれど……。(読み足らん!)
 が、ものすっごくワクワクとして読みました。特にヴァレヌーハ登場あたりは、ドキドキでした。

 ユーゴザーパド劇場の総力をあげての来日公演です。ぜひ、俳優のかっこ良さとシューラのヴァレヌーハをご覧ください。

 来日公演についての詳しくは、「アートスフィア」で検索してください。
 


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Comment on "♪ 9号 ♪ 俳優はステキな商売"

トラックバックありがとうございます。私はシューラのヴェルヌーハを見てほれ込み、さらに(今は上演されていない)「犬たち」を見てこの俳優はすばらしいと確信した者です。今回の日本公演、私は残念ながら「マルガリータ」を観にいけないのですが、いずれまたモスクワの彼らのベースを訪ねたいと思っています。シューラからのお便り、楽しみに読ませていただきたいと思います。

  •   misakk
  • 2006年03月22日 23:36

はじめまして、MISAKKさま!
 シューラのヴァレヌーハ、ほんまに今回も良かったですよ。
 後日談ですが、「日本では、君のファンが多いから、君の出番を増やそう」と、劇場スタッフやベリャーコビッチ氏から言われたそうです。24日午後の公演では(私が観た日)、彼が大熱演でした。ますますかっこよかったです。
 彼は今後テレビや映画の出演も増やしていくそうです。いまは、ギーティス演出学課の学生生活が超多忙ですが、元気に張り切っています。
 たぶん、日本での1週間で、彼はまたまた太くなってしまったことでしょう。「なんでも美味しい日本の食べ物!」ですって。
 これからもよろしくお願いいたします。

  •   マーミンカ
  • 2006年03月28日 07:37

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