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2005年11月20日

【 69号 】 さよなら。でもすぐ、また会いましょう

~~~~~8月9日 雨上がりのモスクワの夕方 シェレメチボ2国際空港・機内へ~~~

 大雨や渋滞に合い、ハラハラドキドキしながらやっと到着した空港。もう何度も到着、出発している愛すべき空港、でも世間には悪評の国際空港ロシアシェレメチボ2空港。
 私がはじめてこの空港へ降り立ったのは、2000年の夏だった。その出発前、日本で友人が「シェレメチボの荷物受取場所は、スリや置き引きがいます、十分に注意してください」と忠告してくれ、とっても緊張して飛行機を降りてきたものでした。
 天井は丸い筒が並び蜂の巣のようなデザインで、暗い。荷物受取のターンテーブルはちっとも動かないし、小さいお店はしっかり閉まっているし、荷物を運ぶことを仕事にしている男性たちが「運ぶよ、どうだい」とずっとそばに付いているし……。なによりもあまりにも殺風景で、「ここはどこ?国際空港??」。
 そんな初めて体験から、行くたびに明るくなり、宣伝看板も多くなりロシアの発展と比例してきれいになっていく愛すべきシェレメチボ国際空港です。
 入国、出発ロビーも、行くたびに明るいお店がたくさん出来て、時間をつぶすことも苦にはならないような、雰囲気です。ただ、イスは相変わらず少なく取り合いです。

~~~~~~~~~~~~~

 私たちが、その空港へ着いたのがいったい何時であったのか。まったく時計を見る余裕もなかったので知らないのです。ただシューラにすべて任せていました。
 でも時間が押していることはたしか。
 シューラとのお別れも、さらりと、「またすぐに会えるから」。でも、やはり涙が……。
 シューラは「早く行きなさい。またおいで」。
 「うん、グスン」。
 
 涙を拭いて、チェックインカウンターへ。いつも大きい荷物を持った日本人団体、出稼ぎに行くイカツイおっちゃん軍団やいかにもお金持ちさまら、多くの乗客で混雑するカウンター付近ががらがらです。カウンター女性が、手を振り「東京へ行く人、そこの日本人!こっちよ」とロシア語で私を呼んでいます。

 このとき、やっとハッとしました。ひょっとして飛行機が飛び立つ寸前なのかと。
 荷物の20キロ制限もクリア。いつもお願いしている座席指定もOK。パスポートコントロールも、数人が並んでいるが、きょうは窓口の方が多く開いているのですぐに順番が来て終わる。
 出発ゲート付近も人が少ない。いつもなら大勢の人がいて座るところもなく、嫌だけれど階段に座り込んでビールを飲みながら時間を待つのに、きょうはイスの方が待っている。きょうはもうビールを飲む要求もない。だって、さっきあんなにご馳走とワインをいただいたのですから!!

 すぐに出発ゲートへ。ここは出発ゲート前で荷物検査です。手荷物全部と靴も脱いで、検査機を通過させます。靴を入れる靴用の箱が用意されていたのがわからなく、ふつうの小荷物いれお盆(?)に靴を乗せようとして、怒られた。

 すでに搭乗ははじまっていました。

 そうそう、忘れてはならないマスク。私の飛行機内必需品です。マスクをすでにつけて乗り込みます。モスクワの空は雨上がりのキラキラと輝く太陽です。きれいです。「さようなら。でも、またすぐに来ます」。

 飛行機はガラガラでした。私の希望は、真ん中のシマの通路側席です。真ん中2つをあけて向こう側に女性が座っています。前の方に日本人団体が座っています。
 けっこう窓側が詰まっていて「窓側」を希望する人が多いらしい。私は、窓側でひとりなら良いけれど、隣りにたとえ知り合いでも、その人をまたいだりしてトイレへ行ったりの移動をするのは、とってもイヤ、何よりもイヤなのです。だからいつも通路側。新幹線でも通路側です。
 10時間近くの機内です。できるだけ快適に過ごしたい。
 
 前の座席の日本人グループから聞こえてくる日本語。久しぶりの日本語です。彼らは日本の朝日新聞を広げて言っています。「国会解散よ。総選挙よ。小泉さんどうなるのでしょうね」。

 日本はこれからどうなるのでしょうか、などとちょっとだけ思い巡らしたが、すでに睡魔が襲ってくる、乗り込んでホッと安心して、眠い。日本の今後については、日本で考えることとしましょう。

 知らぬ間に飛び立っていた。飲み物が配られたときに起きて「お水をください」だけ。その時に気が付いたけれど、2席むこうの通路側にいた女性がいない。大きいバックを空いている席に置いていたのが印象的だった、それだけを覚えているがいまはそのバックもありません。
 しばらくすると、日本人女性が、私に、「ここに座っていた人はどこへいかれましたか?ここ空きましたか?ここへ変わりたいのですが」とのこと。
 「彼女がどこへ行かれたかは私は知りません。どうぞご自由に」と伝えて、私はまたトロリトロリ。先ほどの日本人女性は空いた席に移動して見えるかと思ったが、そのままです。

 食事が配られてきた。が、満腹が続いているので、いままでではじめて食事はお断りしました。そして、空いている3席を使って、つまり4席に長々と横になりました。マスクをはめ、顔を隠すスカーフをかけて、毛布と枕を工夫して。
 
 そして、空の上、大爆睡です。
 


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Comment on "【 69号 】 さよなら。でもすぐ、また会いましょう"

ロシアの食文化をおしえてください。

  •   あきお
  • 2006年06月06日 14:08

こんにちは。

 食文化ですか?私は食べるのは好きですが、あまりこだわりがないので、食文化となると……。
 http://russianfood.knaka.com/
 ↑ こちらがくわしいです。写真も豊富です。
 お役にたてなくてごめんなさい。
 でも、「マーミンカ通信」では、旅の途中でであった食べ物もこれから掲載していきますので、また遊びにきてくださいね。

  •   マーミンカ
  • 2006年06月08日 06:06

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