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2005年10月31日

26号 滞在時間 1時間ちょっと

 万博開催中のおもしろ話しです。

 私の友人けいこさんは、ある世界的ロシア人ピアニストを世界各地へ追っかけている超エネルギッシュな女性です。


misya sai.jpg

       (けいこさん秘蔵のピアニストサイン入り公演パンフレット)


 6月はじめ、豊田市で彼のコンサートがあるので、名古屋にやってくるというけいこさん。その前に電話をしてきました。
「せっかく名古屋に行くから、万博も行きたい」。
「名古屋に泊まるのですか?」
「いいえ、次の日、ピアニストは関東でコンサートがあるから日帰りで東京へ帰ります」
「それでは万博はちょっとムリですよ」。

 彼女のスケジュールは、名古屋到着が午後1時ごろ。豊田市ホールでのコンサート開始が午後5時だから、4時半には席に着きたい。つまり、3時間半の時間に名古屋~万博長久手会場~豊田市ホールへと移動できないだろうかと言う。
 
 私はやんわり断ったものの、超多忙な彼女が、もう一度万博へ来ることは無理だろうなと思う。
 
 「万博行って見ますか?でも時間は少ないし、入場料金は4600円と交通費も、お金がかかりますよ」。
 「お金は心配しないで。行きたい」。
 では、短時間で万博へ突撃、まさに突撃することにしました。

 名古屋に到着したのが午後1時。ピアニストに贈る花束、それも超特大を買って、名鉄メルサからの万博東ゲート行きバスに乗り込んだのは午後2時ごろ。彼女は、コンサート聴衆用衣装です。私も一応同行者として恥ずかしくないように、いつもの「万博コスチューム」とは違うものを着て。

 その日は、晴れているけれど雷雲が動き回っている午後です。会場に着くとやはり心配していた雨が落ちてきた。雷も遠くで鳴っています。
  ピアニストの出身国ロシア館にだけ行くのが目的ですから、「イザ、ロシアへ」とパンプスで会場を走るようにして、あのはてのロシア館へ向かいました。
 ゴンドラなどの乗り物は乗り込むまでに込んだいたので、一番早いのは、この足だからと、私たちはとっても速く走り歩きです。と、見上げるとゴンドラが止まっていました。雷のためしばらく停止したとは、あとでわかったことですが、「ゴンドラに乗っていたら閉じ込められて泣いているよ」とけいこさん。
 彼女は、大きい花束にたくさんのプレゼントが入っているだろう袋、おしゃれなバッグを持っていても、まったく平気で、歩きます、いえ、走ります。

 ロシア館には、あらかじめ、通訳コースチャに連絡をしておき、「遠来のお客様に説明をしてあげてください」と頼んでおいたので、それは安心。

 ロシア館到着が午後3時ごろ。もうふたりとも息を切らせ、汗と雨で濡れたものを拭く時間も惜しくて、すぐにコースチャに説明をはじめてもらう。
 彼の丁寧な説明に、けいこさんも「おもしろいものがいっぱいあるから、もっと知りたい」と楽しそうです。が、時間はあっという間に過ぎてしまいます。

 「ああ、時間がない。西ゲートまで歩いて15分以上はかかるし、雨も降っているから早めに……」と、いうわけで、もっと説明をしたがっていたコースチャには、とても悪かったけれど、私たちはまた急いでロシア館を撤退して、西ゲートに走りました。
 ロシア館があんなに遠いところに位置しているのがとっても憎たらしいと思う。ロシア館滞在が40分くらい、ロシア館見学だけ。そんな万博行きとなったけいこさん。

 西ゲートからタクシーに乗って豊田市へ。もっと近いかと思ったらなかなか遠くて、運転手が豊田市コンサートホールを知らなくて。ちょっと焦ったものの、開演にはじゅうぶんに間に合いました。

 けいこさんはピアノコンサートを堪能して、あこがれの大ピアニストに「万博ロシア館のおみやげです」と、あのミニ滞在時間でもしっかり買いこんでいた「ロシア館マンモちゃんクッキー」を贈っていました。
 追っかけする者の真髄です。だれよりも目立つおみやげをしっかり用意して渡したのですから。
 
 偉いね。けいこさん。ホンマにあなたは最高、偉大なるピアニスト ミハイル プレトニョフ 様の追っかけ大ファンです。

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   (この日ではありませんが、偉大なるピアニストへ、プレゼントを渡すけいこさん)


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Comment on "26号 滞在時間 1時間ちょっと"

わーい掲載ありがとうございます!\(*^u^*)/
K子こと、けいこ、でございます。
ピアニストで指揮者、作曲家でもあるミハイル・プレトニョフさんの大ファンであります。5年ほど前からこの方の名前は存じておったのですが、大ファンになったのはたかが2年前。それからです。あたしが突然「ロシア」を意識し始めたのは。
この方、ロシア国家賞を2度も受賞していて、先日はヨーロッパ文化賞なんていうものも受賞し、いわゆる「偉人」なのですが(1917年のロシア革命以降初の「民間のオーケストラ」を創ったりもしているです)偉大な人というのは、実物は非常にノーマルな、地味なものなのですね。脱力しきっているんです。
ロシアではやはり大有名人であるらしく、ロシア館の方にこの方とあたくしとの写真をお見せしたら大ビックリしてましたですね。どなたかこちらをご覧になっている方でプレトニョフファンはいらっしゃいますか??
彼の豊田市公演がありましたので名古屋までまいりましたわけですが、まーみんかさんのおかげで(本当に!!)ロシア館にまで行くことができました。Bol'shoe spaSIbo!!!!!!!!すごく楽しかったです☆
今彼はモスクワです。今日11/5はコンサートがあるかと思います。・・・という事は今頃ゲネプロが終わったかなーくらいな感じかな。あ~行きたいなあ。。。
来年2月には、なんとかモスクワ江行くぞ!!

 いまね、あなたのプレトニョフさまの「チャイコフスキーピアノ協奏曲第1番変ロ短調 作品23」を聞きながらです。
 もう頭がピンとすっきりとシャンとします。
 けいこパワーが世界展開されて、あなたのプレトニョフさまはどれだけ幸福なことでしょうか。これからも一層ファンを頑張ってやってください。
 2月のモスクワも良いですよ。雪景色でキ~ンと寒くって、食べ物は美味しくって。
 ぜひ、あなたのプレトニョフ様によろしく。
 またお会いいたしましょうね。 

  •   マーミンカ
  • 2005年11月06日 09:29

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