2005年10月08日
【 44号 】 再びクレムリンに戻り、そして
~~~~~~~~8月5日 夕方 ノブゴロドにて ~~~~~~
午後5時には「木造建築野外博物館」も閉館のようです。あちこちで、きょう一日の後片付けがはじまりました。私たちは、片付けるじゃまをするようにおみやげ屋を覗きながら、商売とは毎朝商品を並べて、毎夕こうして片付けることが大事な仕事なのだ、と手際のよい片付けに、妙に感心してしまった私です。若い男性(!)のいるお店で絵はがきを買い、声をかけてくれた中年男性のお店は冷やかしだけにしました。
このあたりは、ロシアのおみやげで有名な大小たくさんの白樺細工ものがありますが、どうも、きょうの私は「買い物」エネルギーが湧き出てきませんので、静かです。
路線バスに乗り、またクレムリンへ向かっているようです。途中、小さなりんごをバケツいっぱいに入れた若い夫婦が乗り込んできました。バスの中がりんごの匂いになります。オレクは彼らに声をかけています。
オレクは、万博でも日本の各地へ出かけたときも、だれにもでにこやかに声をかける人です。少年のように興味津々で、なにも怖れずに、笑顔で声をかけています。彼に声をかけられたみんなもいつも笑顔で応えています。。
ここでもりんごを抱えた夫婦は、笑いながらなにやらオレクに言っています。バスはやや乱暴な運転なのでりんごがこぼれるのではないかと、バケツの中が気になる私です。
空はいまにも雨が降りそうですが、なんとか降らずに私たちの短い旅を応援してくれているようです。バスを降りてクレムリンの中をまた歩き、私はどこへ行くのだろうかと思うような思わないような、彼らに着いていくだけです。
「ショートケーキ教会」と私が勝手によぶ教会のことは、彼らにうまく伝えられないので、言っていません。ここノブゴロドで、私が見たい教会があるとは、彼らは知りません。
クレムリンを過ぎて橋を渡り振り向いて、美しい景色にやすらぎ、緑の並木道はりんごがまだ青い実をたくさん成らしています。静かな住宅街を3人は歩きます。とても静かな街並みです、あちこちに教会があります。


緩やかな坂を下りて目の前に現れた景色。こういうことってあるのですね。会いたかったショートケーキ教会が目の前にあります。スバラシイ。

恥ずかしげに1本の木に隠れて私たちの目の前に現れたこの教会は、スパサ プリオララジェニヤ(キリスト変容祭)聖堂です。1374年からここでなにもかもを見てきた教会です。
ねえ、すばらしいでしょ?
Trackback on "【 44号 】 再びクレムリンに戻り、そして"
"【 44号 】 再びクレムリンに戻り、そして"へのトラックバックはまだありません。
"【 44号 】 再びクレムリンに戻り、そして"へのコメントはまだありません。