2005年07月15日
109号 あら!!サチュロスの袋
イタリア館は、「今後外国には持ち出さないから、この愛知万博が外国でみることができる最後のチャンス」と謳う、サチュロス像が人気です。この像を見るために、イタリア館はいつも賑わっています。私もロシア館へ行く前後に通りかかって、待つ列が短ければ見に行きます。
サチュロスは、お酒の神様バッカス様の後ろで、酔って踊り狂っている青年らしいですが、まさにそのとおりの像です。ほぼ等身大でしょうか。髪をなびかせ、ジャンプして、身をくねらせています。それも素っ裸です。
展示の仕方がとてもおもしろいものです。丸いドームの中の真ん中に立つサチュロスを、ぐるりと観覧客がまわって全身を観ることができます。ライトは時々色変わりします。私は彼の背中の躍動感が好きです。写真撮影厳禁ですから、私の撮影写真はありません。
イタリア館出口にある売店では、このサチュロスグッズを販売しています。名古屋の老舗デパートの松坂屋が提携しており、おしゃれでなかなか人気です。
私も買いました、黒い色のお買い物バッグ小型です。重宝しています。とくに万博を歩くにはとても便利です。
折りたたんで小さくしてポケットに入れて入場して、会場を巡りながら増えるパンフレットや買い物などを入れるのにちょうど良い大きさです。

ある朝、万博とはまったく方向違いの乗り物に乗りました。空いた席に座ろうと、目に飛び込んできた隣の女性のひざに置かれた黒い袋は、あら!
思わず私の口からは、「サチュロスの袋ですね。私もほら、同じです」と言ってしまいました。その時、私も持っていた同じ黒い袋を女性に見せました。
その女性は、突然声をかけられてびっくりしていました。そりゃそうでしょう。でもすぐに、「あら、同じ……。イタリア館ですね」と、答えてくださり、ふたりで思わず笑いました。万博が地元で開かれていることを、こんなことでとても実感します。
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