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2005年06月03日

63号 もう一度マンモスを考える

 ロシアのサハ共和国ユカルギ村の永久凍土で発掘されたマンモスを、私はまだ見てはいません。それは、愛・地球博会場の「グローバルハウス」で冷凍のまま展示されています。人気です。今度ぜひ見てみたいものです。どんな色、大きさ、そして視線はどこを見ているのでしょうか?

 

 ロシア館には、マンモスの骨格標本があります。これも人気です。特に「いっしょに写真を写してもOK」が人気のまとです。以前は、そのすごい牙に触ることが出来たのですが、あまりにもみんなが触るので、いまは、牙のかけらをさわることができます。どうぞ感触を味わってください。

     kiba.jpg


複製の子どもマンモスは、名前をジーマと言い、長い毛と小さな目が印象的です。


manmos.jpg

 これらのマンモスは、日本とロシアのマンモス研究学者たちの日露交流のシンボルとして、今回登場しています。
 マンモスはなぜ滅びたのか?マンモスと気候、マンモスと人間、マンモスと環境、マンモスと現代の象とのつながりは?など、マンモス研究の課題は多く、そのひとつの研究室が名古屋大学内にあります。名古屋とも縁の深いマンモスです。

 6月18日には、それら研究成果の発表が公開討論形式で、万博長久手会場内で行われます。ロシアはもちろん日本・アメリカ・フランスなど各国の研究者が集まっての公開討論会は注目されるものです。

 ロシア館の骨格標本ですが、これまで世界を旅して各地に展示されてきました。足の一部をのぞいて、すべてが本物の、ものすごく貴重なものです。展示している間の維持管理も緊張するものでしょうが、往復の運搬に関する諸作業も相当のきめ細やかさが求められるものです。ちょっと想像するだけでも、私などゾットしてしまいます。
 
 この、マンモスを担当しているのは、アレクセイさん。第 59号で、赤いシャツを着ていっしょに海へ行き、第 43号で名古屋市内めぐりをいっしょにした、大柄な彼です。遊んでいるところの写真しか掲載していませんが、パビリオンでは、きりりとして、いつもマンモスを見守っている彼です。
 


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