2005年04月30日
26号 宇宙へのロマンが仕事 ウラジミール氏

(展示から M55・C-XXI)

(展示から 英雄 ガガーリン宇宙飛行士 )
ロシア館の宇宙技術に関する展示は、やはりロシアの底力が溢れます。
お金持ちの方へ。パイロットひとりで、二人の観光客を載せて、安全装置がしっかり完備した宇宙旅行のためのシステム M-55・C-XXI 実現のための資金援助をされませんか?愛・地球博ロシア館では、本物と同じサイズのモデルを展示しておりますので、お手にとって製品をお確かめください。
その技術開発の仕事をしているウラジミール ワシリエフビッチ氏は、宇宙への大ロマンを持ち、「毎日コツコツと細かいことの積み重ね」とご自分の仕事を語ってくださいました。(通訳*コスチャ氏)
バロージャ氏(ウラジミールの愛称形)は、モスクワ郊外のジュコフスキ市に住み、ミャシシェフ工場設計部副部長です。「日本へ来て驚くことはなにもないね」。と私の期待を見事に裏切ってくれました。(笑)。「ぼくは世界各地へ仕事で行っているから。特別に日本だからは、ないよ」。5月12日にはモスクワへ戻り、すぐにパリの航空ショーへ行かねばならないそうです。
ロシア国の宇宙技術開発設計技師のふだんの生活は、朝8時前には職場に入り、夕方5時までの就業時間を超え、土曜日も半日は職場に出ていると言う。「管理職だからね」。そして、ロシア国を代表して何度も世界各地へ出かけているとも。
「頭も使うが、細かく手も使う」仕事をしている彼の休日は、「ロシア各地に釣り旅行に出かけること」。「釣った魚を燻製にして食べると美味いよ。つい食べ過ぎるね」。と、お腹をぽんとたたきました。
技術者バロージャ氏は日本で起きた大きな鉄道事故もきつく叱りました。「どんなに技術が良くても、人間をどうするのかが問題だよ。モスクワの地下鉄の運転手は、若いときは補助的な仕事をたくさんしながら覚えていき、ベテラン運転手の指導のもと運転をはじめる。(JRは)若い青年に運転を任せてしまったね」。
「おお、そうだ、日本の温泉センターは良いところ」。ロシア館の休日メンバーで、健康温泉センターでのんびりゆっくりくつろいだときの写真をパソコンからみせてくれました。「ロシア語でいうところの『ПРОФИЛАКТИКА』(病気の)予防っていうのが、温泉だ」。写真はどれも、メンバーのうれしそうな顔がならびます。

右がウラジミール ヴァシリエフ 氏 仲良しのマルレン 氏 とともに
「なぜロシアは月へ行かないのです?」と、オバカな質問をする私に、バロージャ氏は「アメリカは本当に月へ行ったのかな?ふふ、ロシアは二番目はイヤだなあ。お金があったら宇宙へどんどん行くよ」。
※ 宇宙技術関連展示コーナーに流れる映画は、充実した内容です。英語字幕で、日本語が流れますが、その解説が聞こえる“位置”がありますので、探してください。そこへ立たなければ、場内のうるささで聞こえません。
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